届いた年賀状を1枚1枚見ていると「こちらから年賀状を出していない人から来てる…汗」なんてことありますよね。
わざわざ送ってくれたのだから返事は出した方がいいのか?と悩むもの。
でも返事を書くにも正直なところ邪魔くさいってのが本音なの時もありますよね。
年賀状を頂いたからには返事は出さないと非常識になるんでしょうか?
仮に返事をだすなら何日までに送った方がいいのかもお話ししていきます。
[toc]年賀状出さない人から来たらどうする
自分からは年賀状を出していないのに、予想していなかった人から年賀状が送られてきたら返事をどうしようか悩みますよね。
意外と悩むところです。
家にある年賀状は使い切ってしまい余りがなかったら買いに行かなければいけないし、筆不精の人の場合年賀状1枚書くだけでもすごく面倒と感じるものです。
そういうことであれこれと考えていること自体面倒くさくなってしまいますが…返事はしておいた方が無難です。
特に、これから先も顔を合わせたり、お付き合いをしなければいけない方の場合は、人間関係をスムーズにしておくためにも返事はしておいたほうがいいですね
逆に、関係を断ち切りたい人、嫌いな人から来た…なんてこともありますが、自分がどうしても嫌だと感じる場合は返事を出さないという選択肢もありだと思います。
ですが、世の中いろんな人がいるもので、返事を出さないことによって人間関係がややこしくなる事もあります。
今後顔を合わせることもない人の場合は良いかもしれませんが、自分と近い人でいざこざが生まれそうだったり、利害関係がありそうな人の場合は、返事を出さないという選択肢はリスクはありますね…。
年賀状を返さないのは非常識になるのか
年賀状の返事は必ず返さないと非常識になるのか?ですが、基本的に年賀状に返事を返すのは現代ではマナーとされているところはあります。
マナーにうるさい人だったら「年賀状を貰ったからには絶対に返すべきだ」と言うだろうし、返事をもらえなかったら悪い印象も抱くでしょう。
反対に気にしない人がいるのも事実です。
非常識と受け取るかどうかというのは結局その人次第というところになりますが…。
しかし、そもそも年賀状って何?というのを掘り下げると…
文書で新年の挨拶をする習慣は奈良時代~平安時代に始まったとされており、”遠方などが理由で直接会って年始の挨拶をすることができない方に対して、やむを得ず文書で新年の挨拶をする”というのが本来の目的でした。
本来の目的から考えると、よく顔を合わせるような直接挨拶ができる人には年賀状を送る必要もないと言えます。
年賀状を送ってくれた人が普段から会う人ならば、直接会って年始の挨拶をすればいいだけの話しなんですよね。
今のような年賀状で年始の挨拶をするスタイルになったのは、郵便制度が整い、ハガキが発行されるようになってから。
国民の間で年賀状が流行りだし定着したのは1887年からの事です。
そして現在はインターネットが普及、1人1台が普通になってきだしたスマホの普及拡大もあり、年々年賀状の需要は減ってきていて、これらからもその動きは加速すると予想されます。
時代と共に一般常識やマナーとされるものは変わるもの。
「年賀状の返事を返さない」=「非常識」とされるのも年々薄らいでいるように感じます。
実際に筆者は、年賀状を貰ったとしても頻繁に会う人の場合は、返事は出さずに直接挨拶をして済ませていました。
しかし、なかなか会えない遠方の方の場合は、「こちらは元気にしていますよ」という挨拶状にもなるしやはり返事しておかれた方が良いと思います。
年賀状返すならいつまでに送る?
年末年始は旅行に出かけていて帰ってきてから年賀状が届いていることに気づいたとか、年始は親戚づきあいなどで忙しくバタバタすることもあって年賀状の返事を出すのが遅くなってしまうことがあります。
そこで気になるのが年賀状の返事は何日までに出せばセーフなのか?ですが、松の内が終わるまでの1月7日までに返事を出しましょう。
松の内は地方や地域によって1月7日とするところもあれば、1月15日とするところもありますが、1月7日までに出されておいた方がベターです。
返事を出すのが1月7日を過ぎそうなら、年賀状ではなく寒中見舞いとして出しましょう。
寒中見舞いについてはこちらに載せているので参考にしてみてくださいね。>>年賀状出すの遅れた時の寒中見舞いの文例(※こちらの内容は友人の場合としていますが、文例①は職場の方にも使える文例でもありますよ)
まとめ
年賀状を出していない人から来た場合は、世間一般的なマナーからすると返事はしておかれたほうベターですが、直接顔を合わせて挨拶ができるような人の場合はその限りではないと思います。
遠方の方の場合は、元気ですよという挨拶の意味もあるので返事は出しておきましょう。