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花屋は辞める人多い?辞める理由に至った私の場合は…辞めたいと思った時は

憧れの花屋の店員さん。

最初は覚えることも沢山あって、日々大変だけど、見るもの触れるもの全てが新鮮で楽しかったりするもの。

しかし、花屋さんは少々ブラックな業界でもあります。

筆者が過去に働いていた時も、「ここで働いてても大丈夫なのかな…」と不安を感じてしまうところもありました。

『まだ勤めだしたばかりだけど正直辞めたい…。でもまだ経験も月日も浅いのに辞めたいなんて言い出したら甘いかな…情けないかな…』なんて悩んだこともあったり。

今回は、私が花屋を辞めようと決断に至った理由や、辞めた後はどうなったかという実体験と、私が今まで見てきた花屋スタッフが花屋を辞める理由も一緒に紹介していきます。

 

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目次

花屋を辞めた理由、私の場合は

まずしょっぱなからですが、私が花屋を辞めた理由をお話ししていきます。

私は過去に3年間という決して長くない期間ですが花屋で働き、2店舗の花屋で働きました。

 

1店舗目を辞めた経緯

まず最初の1店舗目は、ずっと憧れていた花屋の系列店舗でした。
スタッフが足りない系列店舗の方に回された形です。あるあるですね~。

最初は、『後々は、憧れの花屋に移動させてもらえるように頑張ろう!』とやる気満々で挑んでいましたが、勤めだして2か月頃でブラック企業であることがわかりました。

賃金が安いうえに、暗黙の了解でサービス残業、朝から晩までこき使われるというのが当たり前の世界であることに、身をもって知らされることに。

残業代を申請しようと思ったら、「あなたより何年も上の先輩の○○さんでさえ請求してこないのに。わかってよ?」みたいな。

当時、一人暮らしをしていた私にとって残業代がもらえないのは想定外で大打撃をくらいました。

スタッフは全員女性だったので、女特有の陰口などの陰湿な部分もあり殺伐としていました。

(とはいえ、チェーン店だったから個人店よりはマシだったと思いますが。)

 

花屋に勤めだしたそもそもの理由である『花に触れ合える喜び』や『花を通じて人に喜びや癒しを伝えるお手伝いができたらいいな』という事が一切考えれらなくなり、毎日出勤するだけで憂鬱みたいな…。

 

半年間は耐えましたが、徐々に「これは我慢できん。我慢するのもあほらしい」と思い始め、少しずつフェードアウトできるようにシフトを減らしてもらうようにお願いして、別のバイトをしつつ、次の花屋のバイトを決め、無事に辞めることができました。

 

 

 

2店舗目を辞めた経緯

2店舗目は、少々変わったスタイルの花屋で、母体となる会社は花業界と全然関係ない事業をしているところでした。

カフェの中に花屋さんも併設してますよーって感じです。

そのため、いかにも花屋という感じじゃなく、ゆったりした時間が流れてスタッフも少人数でアットホームな環境ということもあり、2年間勤めさせてもらいました。

1店舗目と違い、残業代もきっちり出るし、時間通りに上がらせてくれる、有給も消化させてくれる、スタッフが殺伐としておらず皆仲良くしている、お客さんも比較的少なめで落ち着いた雰囲気の花屋でした。

私と同じように、劣悪な環境の花屋に疲弊して移ってくる人が多かったです(爆)

しかし、日々の業務が単調すぎた事が原因で、ルーチンワークを淡々とこなす花屋業務に意味が見いだせず、自分の中で思考錯誤した結果、他の分野の仕事に進んでみたいなと思い辞めました。
そして、現在やっているネット&パソコン関連の仕事に進んだのです。

 

 

まとめると…

1店舗目

・残業代出ない、サービス残業当たり前

・陰口が飛び交う殺伐とした環境に疲弊した

という、ネガティブな理由で辞めました。

 

2店舗目

・淡々とした労働に意味が見いだせなくなった

・他の分野に挑戦してみたくなった

どちらかというと新しいことに挑戦するためというポジティブな理由で辞めました。

 

上記が私が花屋を辞めた理由になります。

 

 

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花屋を辞めた後はどうなった?私の場合

1店舗目は本当に辞めてよかった!
勤めてたらきっと今でもこき使われてお金にも心にも余裕ができず疲弊してたんじゃないかなと思います。
言い過ぎかもしれませんが、お花や花屋さんが嫌いになってかもしれない…w

 

見切りをつけ2店舗目に移ってからは、お花の仕事が楽しく感じられるようになりました。

 

結局辞めちゃったわけですが、『自分はずっと花屋で働きたいのか?』と自問自答し、現在やっているネット&パソコン関連のお仕事に出会えたのも、労働環境が良い花屋に出会い時間や心にゆとりができたからこその繋がりだったなと思っています。

 

実際、3年間働いていると一通りの花屋業務はこなせるようになり、花束やアレンジメント作成もできるようになったので、もういいかなと感じたのも正直なところです。

 

もちろん、お花の世界は奥が深く、3年間の花屋勤務なんてひよっこで大したことありませんが、私の中で『お花は趣味の範囲でできればもう十分だな』と感じたので、違う分野の仕事に移行しました。

 

 

花屋は辞める人が多い?

ぶっちゃけ花屋は辞める人が多いです。

 

花屋って傍から見れば、綺麗な花屋に囲まれながらゆったりのんびりとお仕事してそうに見えますが、そのイメージを抱いたままいざ働いてみると過酷で劣悪な労働環境のところも多くてギャップに驚く人が多いです。
(私も含めですがw)

 

花屋の仕事も俗に言う「3K」の仕事になります。

「きつい」、「汚い」、「給料が安い」

3Kの仕事は、体力的にきつく、労働条件も良くないため、離職率も高いというイメージですよね。

 

 

私がこれまで見てきた花屋を辞めていく人の理由は、

・人間関係が我慢できなかった

・給料が安すぎる

・他にやりたいことが見つかった

 

この3つが主で、だいたい1~2年くらいで辞めていく人が多かったです。

 

・人間関係が我慢できなかった・給料が安すぎるを理由にする人は、私のように「もっといい花屋ないかしら…」と他の花屋に移る人も多かったですね。

 

他にやりたいことが見つかった人の場合は、花屋勤務で培った技術を応用して造花を用いた商品作成を本業にする方もいたし、ネイリストになりたいからという理由の方もいました。

 

他には、妊娠が理由で辞める人もちらほら。

 

 

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花屋を辞めたいと思った時は

花屋を辞めたい理由は様々だと思います。

すぐに辞めたら周囲に迷惑がかかるとか、自分自身が情けないとか、色々考えてしまい、辞めたいと思ったからといってもすぐに決断できないと思います。

 

しかし、毎日そのことばかり考え胃が締め付けられ痛い思いをするくらいだったら、勇気を出して辞めるという選択肢を選んでもいいと思います。

 

生活があると思うので「今すぐやめなよ!」と容易く言えませんが…。

勤めている花屋がブラック企業で劣悪な環境下で我慢して働き続けたとしても、人生の貴重な時間を消耗し続けるのは勿体ないです。

ある程度の我慢は仕事をする上では必要になりますが、疲弊するほどの我慢をするのは精神的にも体的にも良いとは言えません。

 

私が実際にそうだったように、思い切って辞めてみて次の職場に飛び込んでみると、悩んでいたことが改善されることもあるし、そこからまた先の道が開けていくこともあります。

 

 

私もあの時思い切って最初の花屋を辞めなかったら今の道に進んでいないかもしれないなと思い返すこともあります。

今となっては良い思い出だったのかもしれないですが(;’∀’)

 

”極度の我慢=自分の精神を削り続ける事”になるので、今の花屋に勤め続けることがどうしようもなく辛いと感じるのだったら、思い切って辞めるのもアリですよ。

 

 

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