3月4月になると母の日に向けて花屋さんでは短期アルバイトの募集が始まります。
花が好きで花屋さんのお仕事に興味のある方は、花屋さんが実際にどんな感じのお仕事をするのか身をもって体験できる良い機会ですよね。
しかし全く経験したことのない世界に少しでも足を踏み入れるのは不安がつきもの。
「具体的にどんなことをするんだろう」
「未経験でも本当に大丈夫なのかな?」
私も花屋の仕事に就く前はこんな不安でいっぱいでした。
今回は、街の花屋さんでの母の日短期アルバイトは具体的にどんな仕事内容なのか?
どんな服装がいいのか?
などのお悩みについて少しでも役に立てるように、私が花屋で経験してきた情報も入れながらお話ししていきます。
[toc]母の日の短期バイト街の花屋の場合
母の日の短期アルバイトといえど、
街の花屋さん? 倉庫スタッフ? 特設会場スタッフ?
みたいに、どこで働くかによって同じ母の日短期アルバイトでも仕事内容は微妙に違ってきます。
(まあ、、当たり前か…(;^ω^))
私は俗にいう「街にある普通の花屋さん」で働いていました。
切り花&鉢花&観葉植物&プリザーブドフラワーなどオールマイティーに取り扱っているお店です。
今回は、街の花屋さんでの短期アルバイトの具体的な仕事内容についてお話ししてきます。
街の花屋さんの母の日短期アルバイトの具体的な仕事内容は?
私がこれまで務めてきた花屋で短期のバイトさんにお願いしていた具体的な仕事内容は以下の通り
・梱包作業や荷解き作業
・鉢花メンテナンス
・ラッピング作業
・接客や販売補佐
・掃除
・バケツ洗い、水汲み作業
母の日を控えた花屋さんは大忙し。
前日~当日は、次から次へと入ってくる花束&アレンジメントの作成、お客さんの対応、配送作業、商品補充などでスタッフ一同てんやわんやになります。
短期アルバイトの方には、忙しくてスタッフの手が回り切らないけど、業務に必要不可欠な簡単な作業をしてもらう感じです。
それでは、一つずつ説明していきます。
梱包作業や荷解き作業
当日は次々お花が売れるし、配送のお花もバンバン出荷していきます。
ストック分や追加投入された鉢花やプリザーブドフラワーなどを箱から出したり、運んだり、
お店から配送する分の段ボール箱を組み立てたり梱包作業をします。
鉢花メンテナンス
母の日に売りに出されるギフト用のカーネーション・アジサイ・ベゴニアなどの鉢花、3~4号ポットの苗花を詰め合わせたフラワーバスケットなどの枯れた葉っぱ取り除いたり、虫がついてないかチェックしたり、水やりをしたりなどのメンテナンス作業をします。
ラッピング作業
ギフト用に鉢花をバスケットにセットしたり、カーネーションの1本巻きを作成したり、リボンをつけたり、ラッピング用紙をカットしたりなどの簡単なラッピング作業をします。
接客や販売補佐
次から次へと来店されるお客さんのオーダーをお伺いしたり、スタッフへ引き継いだり、レジへ案内したりなどの簡単な接客をします。
レジ作業を任すかはお店によるかな…というところ。
レジの操作も慣れてないとややこしかったりしますし、お金の取り扱いは重要なので短期アルバイトさんには任せなかったりするところも多いです。
ここはお店によって分かれると思います。
接客販売に慣れているとかだったら「やってみて!!」といわれるかもしれません(;^ω^)
掃除
茎・葉っぱ・花びら・土、リボン・ビニール・ラッピングペーパーの細かいゴミなど、花屋さんって結構ゴミが散らばりやすくって、忙しい時はあっという間に床にゴミが散らばります。
気づいたらほうきと塵取りで掃除してもらえるとすごく助かったりします。
バケツ洗いなどの水替え作業
切り花を入れているバケツを洗って新しい綺麗な水に入れ変える作業をします。
水の入ったバケツを持ちあげたり運んだりする作業は結構重労働なので、ここが一番体力を使うかもしれません。
お店によって短期バイトさんにどんな作業を頼むかは違いがありますが、ざっと説明すると上記の仕事内容が主になります。
基本的にお花の仕事が未経験の方には、生花の扱いを任せる業務はほぼほぼないですが、簡単な1本巻きラッピングの作成とか、あとは鉢花などのメンテナンス作業程度ならあります。
表に立って接客を任せることろもあれば、短期バイトさんには完全にバックヤードでの作業をこなしてもらうようといったケースもあるので、花屋によって本当にマチマチ(;^ω^)
「これまで接客バンバンやってました!」って人なら、店頭に立ってお客さんの対応を任されることもありますが。
大体の場合は、簡単な作業をお願いする花屋さんがほとんどです。
私がこれまで働いてきた花屋はどこもそうでした。
なので、「未経験でもお花のことわからなくても大丈夫かな…」と不安に思わなくても問題ナッシング!
花屋側も未経験の方だときちんと認識しているので、わかりやすく教えてくれるはずです。
もしかしたら忙しくて無愛想な腹立たしいスタッフもいるかもしれませんがw
こればっかりは『忙しいから仕方ない』と割り切って、花屋の仕事を楽しんでみてくださいね。
(もちろん優しくて良いスタッフも沢山いますよ~!)
母の日の花屋さんは一年で一番忙しく盛り上がる時期なのでもしかしたら圧倒されるかもしれませんが、母の日が過ぎたらあの時の忙しさが嘘だったかのように暇になります。
「母の日はかなりイレギュラーな期間なんだ」と頭に入れておいてください…w
花屋の短期バイトの服装
「当日は動きやすい服装で来てください」
って言われませんでしたか?
動きやすい服装……
なんとなくわかるけど、ざっくりしすぎてて正直どんな服装がいいのか悩みますよね。
これは「どんな感じの花屋さんか?」「完全にバックヤードの作業だけ?」「お客さんの前に立たないか?」など、それぞれのシーンによって選ぶ服も変わります。
それに、街の花屋さんといっても、”個人経営でスタッフは全員私服の花屋”なのか?
それとも、”チェーン展開してて制服がある花屋”なのか?花屋の雰囲気ってお店によって違いますよね。
”個人経営でスタッフは全員私服の花屋”の場合
ラフでアットホームな雰囲気なので
・半袖or長袖シャツ
・パーカーorカーディガン
・ジーンズ
・スニーカー
このような恰好でOKです。
店頭に出ることもなく完全に倉庫で作業するような場合もこれでOK。
”チェーン展開してて制服がある花屋”の場合
それなりにきっちりしてる雰囲気なので
・襟付きのシャツ(白で無地がおすすめ)
・カーディガン
・スラックスのような黒パンツ
・スニーカー
といった感じで、かっちりしすぎないけどラフ過ぎない服装が良いです。
お客さんの前に出ることがある場合、制服が決まっている店舗では「動きやすい服装」といっても「襟付きシャツと黒パンツの着用でお願いします」と指定されるケースもあります。
実際に私は制服ありの花屋で働いてた時がありましたが、短期アルバイトさん達は上記で紹介したような服装で来られている方が多かったです。
動きまくることも多いので靴は履きなれたスニーカーが一番おすすめです。
花屋での作業は水も使うし葉っぱも踏むし汚れることが多いので、できれば汚れが目立ちにくい黒色のスニーカーがあればなお良し。
白色のスニーカーは、葉っぱや花ビラがくっついて潰れてしまったときに色素が付いてしまうことも無きにしも非ずなので私はあまりお勧めしません(;^ω^)
防水スプレーを持っている人は、靴に水がかかって濡れてしまうのや汚れを防ぐために防水スプレーを予め振りかけておくと良いですよ~!
まとめ
花屋の母の日の短期アルバイトの仕事内容は、花屋によって微妙に変わってきますが、簡単な業務を任されることがほとんどです。
服装は、個人店や倉庫ならラフ目な動きやすい恰好で、制服のあるようなお店の場合はラフ過ぎない服装が良いですよ。
もし気になることがあれば、余裕をもって早めに花屋さんに問い合わせしておきましょう。
短期バイトで働いてみて上手くいけば「良かったらうちのお店でレギュラー勤務で働きませんか」と声をかけてくれる可能性もあります。
(もちろん「お花屋さんで働きたい」と意思を伝えてないと声をかけてくれる可能性も下がりますが。)
実際私が働いた2店舗のお店も人手不足で短期バイトさんに声をかけていましたのでw
母の日は一年の中で花屋さんが一番忙しい時期でびっくりするかもしれませんが、花屋さんの仕事がどんなものか覗く良い機会です^^
ドキドキすると思いますが頑張ってくださいね~!
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