一人暮らしで洗濯物を外に干せない・干したくない理由は様々ですよね。
「花粉が飛んでて外に干せない」
「雨が降ってて干せない」
「女の一人暮らし、防犯面が気になって外には干したくない」
一人暮らしでワンルームなどの狭い部屋だと、室内干しできるスペースも限られていて、干し場所に困りますが、そんな時に役に立つのがお風呂場の空間です。
「でもお風呂場に干してちゃんと乾くんだろうか?」
「お風呂場のカビが洗濯物に移ったり、逆にお風呂場のカビも増殖したりしないんだろうか?」
などの疑問や不安がわいてくるかもしれません。
筆者もワンルームに住んでいた頃は、お風呂場に洗濯物を干していました。
実際にお風呂場に洗濯物を干してみてどうだったか?の体験談も入れながら、きちんと乾くのか?カビが生えたりしないだろうか?の疑問を解決していきたいと思います!
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洗濯物を風呂場で干すのはメリットが多い
お風呂場に洗濯物を干す事って、実は一人暮らしの人にとってはメリットが多かったりします。
狭い一人暮らしのワンルーム生活。
ワンルームという限られた居住空間の中に洗濯物を干すと邪魔で目障りだしで、あまりいい気分じゃなかったりするものなんですよね。
濡れた洗濯物から放出される湿気で部屋の湿度も上昇。
(冬はちょうどいいかもしれませんけど…w)
実に不快です。
お風呂場は、普段過ごしている居住スペースと比べると、基本的にお風呂に入る時くらいしか使いませんよね。
部屋の中では圧倒的に滞在時間が短い場所だと思います。
行き来する事も少ないお風呂場を、部屋干しをする時にうまく活用するとメリットがあります。
洗濯物をお風呂場に干すメリット
・部屋の中で邪魔になったりしない
・居住スペースの湿気が下がる(不快指数が下がる)
・突然の来客でも慌てて隠さなくても済む
デメリットとしては、お風呂に入る時に洗濯物を移動させなければいけないというところですが。
実際、私はこの3つのメリットはかなり感じてまして、”突然の来客が来ても慌てて洗濯物を隠す必要がなくなる”という点は助かります。
『友達とか彼氏とか来ないし~』と思ってても、部屋のインターホンがピンポーン!と鳴ってから「あ!回線工事の予約してたのうっかり忘れてた!」とか「火災報知機の点検、今日だったの忘れてた!」とか気づくことがたまにあるんですよね。(私だけかもしれないけれどw)
点検とか工事は年に数回あるかないか程度だと思いますが。
スペースが限られている一人暮らしの部屋にとって、お風呂場に洗濯物を干す事は都合が良い事が多いです。
ちなみに私が借りていたアパートにはお風呂場に洗濯物を干すポールがついていなかったので、100均で買った200円か300円くらいの大き目の突っ張り棒を買ってきて取り付けて使ってました。
洗濯物を風呂場で干すと乾きにくい?
「風呂場に洗濯物を干してもきちんと乾くのか?」
窓があれば湿気の心配をすることも減ると思いますが、一人暮らしの部屋のお風呂には窓がついておらず換気扇のみという所が大半だと思います。
「窓も付いていない風の抜けない空間のお風呂場で洗濯物を干してもきちんと乾くの?」と疑問に思いますが、換気扇を付けて干しているだけではやはり乾き具合は悪くなります。
もちろんそのまま何時間も干していればいずれは水分も蒸発していきますが、パリッとした感じには仕上がりません。
お風呂に入った後などのお風呂場が濡れた状態で干すなら、なおさら乾きにくい。
水分量が多い空間に干しても乾きにくいのは、まあ…当たり前の事ですもんね…w(;^^)
私も最初は換気扇のみでどうにか乾かないかと頑張っていましたが、分厚いタオルなどは乾くのに1日以上はかかってたはず。
薄手のものはきちんと乾いていましたが、気持ちよくふんわりパリッと乾く感じではなかったかな。
まあ…仕方ないですね。
洗濯物を風呂場で干す時はサーキュレーターや除湿器を活用!
梅雨の時期に差し掛かると、余計に乾き具合が悪くなってくるので、換気扇だけでは益々辛いところです。
そこで併用して使うと便利なのが、除湿器とサーキュレーター(扇風機)
アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 固定 ~8畳 ホワイト PCF-HD15N-W
除湿機 iSiLER 除湿器 コンパクト 2000ml大容量 日除湿量750ml 静音 自動運転オフ機能付き カビ防止 梅雨対策 省エネ 消臭 抗菌 小型 押入れ 洗面台 脱衣所
使用方法は、洗濯物を干している浴室のドアを全て閉めて、中に除湿器とサーキュレーターを設置。
洗濯物の下にサーキュレーターを設置し、濡れた洗濯物の水分が抜けやすいようにしてあげる。
そして、周囲の水分を集めてくれる除湿器を使えば、お風呂場に干す洗濯物もかなり乾きやすくなります。
サーキュレーター・除湿器のどちらか一方を使うだけでも違ってくるのでこれは本当におすすめです。
除湿器を使えばお風呂場のカビ対策にもなるので一石二鳥ってところですね。
風呂場に洗濯物を干してカビは付かない?
「お風呂場のカビが洗濯物に移ったりしない?」
お風呂場といえば気になるものがカビですが、風呂場のカビが浮遊して洗濯物にくっついたりしないかと心配に思う人もいるかもしれませんね。
目に見えない分、余計気持ち悪く感じるし気になるところ。
で、、これは、とても残念なお知らせですが、
ライオン株式会社リビングケア研究所によると、”浴室に干したタオルにはリビングで部屋干ししたタオルと比べるとカビの胞子が100倍以上も付いていた”という研究結果が発表されています。
(ノД`)ぎゃーーーー!気持ち悪いって…。
どうやら浴室の天井に潜んでいるカビ菌が降ってきて洗濯物に付着するとのことなので、
浴室の中でも特に天井のカビ対策さえきっちりしておけば、大切な洗濯物をカビの汚染から守れます。
かといっても浴室の天井の掃除ってなかなかしにくいものなので、各メーカーから発売されている防カビくん煙材を使うことで簡単に浴室の天井まで隅々のカビ対策ができます。
研究結果の中にも、防カビくん煙材を使用したあとに干した洗濯物にはカビ胞子の付着が認められなかったと記載されいるので、天井に潜むカビをやっつけておくことは洗濯物のカビ汚染を防止することに有効であるとされています。
浴室に洗濯物を干す分、カビ汚染対策もばっちりすることで、お風呂場も清潔に保たれることになるから一石二鳥といえますね。
まとめ
一人暮らしの人がお風呂場に洗濯物を干すのはメリット多し!
サーキュレーターや除湿器などを併用して使うことで、乾きやすくなります。
ただし浴室のカビ対策はきっちりしておかないと、洗濯物にもカビルンルンが付着してしまうので、
防カビ対策はきちんと行うようにしておきましょう~!