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灘のけんか祭りは何時から何時まで?見どころやどこで見れるのか紹介

兵庫県姫路市の秋に執り行われる”灘のけんか祭り”

けんか祭りだからって人と人が「うおーー!」と喧嘩し合うわけではなく、神様を乗せた神輿と神輿をガシャーンとぶつけ合うというちょっと風変りなお祭りです。

けんか祭りの中では最大級ともいわれており、きらびやかな神輿たちがぶつかり合うその光景を自分の目で見てみたいですよね。
しかし詳しい情報がわからなくては困ります。

祭りは何時~何時までやっていて、どこにいけば見やすいのか?また祭りの見逃せない見どころは何処か?などをご紹介していきます。

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目次

灘のけんか祭りは何時から何時まで?

 

 

灘のけんか祭り
松原八幡神社秋期例大祭「灘のけんか祭り」は、毎年10月14日(宵宮)・15日(本宮)と2日間にわたって執り行われています。

この祭りに参加する地区は松原八幡神社周辺の地区「東山・木場・松原・八家・妻鹿・宇佐崎・中村」合計で7地区となり、各地区それぞれ自分達の屋台(神輿)を持っています。

 

●祭礼開催時間

宵宮…午前11時~16時30分

本宮…午前9時~17時40分(特別行事の時間はいれてません)

 

当日になると練子と呼ばれる人たちが屋台を担いで、各地区順番通りに松原八幡神社へと宮入しお祓いを受け、その後に屋台を練り合わす(ぶつけ合わせる)のですが、屋台の宮前到着~桜門から出るまでの時間を祭礼開催時間として記載しています。

 

14日の宵宮は、屋台の宮入・宮出し・練り合わせ。

15日の本宮は、屋台の宮入・宮出し・練り合わせの他に、清めの儀式などの特別行事があるので、実際に祭りが行われている時間は早朝~夜までと長いです。

 

本宮15日の特別行事

 

【露払いの儀】午前4時30分~ 松原八幡神社拝殿前にて

【潮かきの儀】午前6時頃~ 白浜海岸にて

【宮入り・宮出し】午前9時頃~午後12時頃まで

【露払い・神官渡行】午後12時過ぎ頃~ 各地域の屋台が御旅山山頂へと向かいながら屋台の練り合わせ&差し合わせ、御旅山山頂では祝詞奉上も行われる

【御旅山下山時刻】午後16時15分~17時40分の間 順番に下山開始。下山後再び山のふもとで夜まで最後の屋台の練り合わせ&差し合わせ

※参考:平成29年度灘のけんか祭りタイムスケジュール

 

ざっくりですがこのような時間の流れです。

必ずしもこの時間に行われるわけではなく、天候の影響やなんやかんやとトラブルがあり遅れる可能性もあります。

過去には2時間ほど遅れた時もあるとか。

 

灘のけんか祭りの見どころは

 

宵宮と本宮それぞれの見どころをご紹介します。

 

●宵宮の見どころ

灘のけんか祭りでは、7地区内で一年毎に練り番と呼ばれるものを順番に回しており、その年の練り番担当地区は本宮では3基の神輿を担ぐことになり自分の屋台を担ぐのはこの宵宮だけとなります。
よって、7ヶ村の屋台が全部揃うところが見れるのは宵宮のみとなり、一番の見どころでしょう。

夜になれば屋台は電飾が点灯されて幻想的な雰囲気へと変わります。

境内の西側にある舞台での獅子舞の奉納も「祭り!THE・日本!」って感じがして見ものです。

 

●本宮の見どころ

御旅山のふもと広畠で行われる神輿合わせでしょう。

灘のけんか祭りでの最大の見どころとでもいえるのではないでしょうか。

大きな神輿がガシャーン!ミシミシ…と派手にぶつかりあい地面に叩きつけられボロボロになっていく様は本当にすごいです。

神輿を壊せば壊すほど神様がお喜びになられると言われているので、ガンガンぶつけ合っていきます。

また、獅子屋台を持っている地区は獅子屋台が屋台を先導して進むのですが、松原地区の獅子屋台は本祭りのお清めの役割をしており獅子には神が宿るとされています。

御旅山を登る前と下山する時に広畠で行われる露祓いの時には、地面を清めるために獅子屋台を激しく地面に叩きつけます。
叩きつけられても中で太鼓を叩いている乗り子は踏ん張って太鼓の音を鳴らし続けています。

どんなに体勢が崩れ平衡感覚がなくなろうとも太鼓を叩き続けるド根性さと躍動感が感じられるこの瞬間も見どころだと思います。

 

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灘のけんか祭りはどこで見るのがおすすめ?

 

灘のけんか祭りには毎年約14万人もの人達が集まるとされています。

どこもかしこも人人人。

しかも重さ約300キロ~2トンほどもある神輿や屋台同士をガシャーンと激しくぶつけ合わせるので、ひとたびバランスが崩れると周りの人垣にまで突っ込んでくることもあるので見物する側にも危険が伴います

 

下手に近づきすぎると屋台が倒れ込んできたときに巻き添えをくらうなんてこともあるかもしれないので、事前に安心して観れるスポットを把握しておきましょう!

 

一般観光の初心者が見物する際におすすめの場所は?

 

●松原八幡神社(特に14日の宵宮)

松原八幡神社の前には有料観覧席が設けられており人が多く集まりますが、境内や門の外は一般観光客でも自由に入れて比較的広めなので見やすいです。

屋台の練り合わせも結構近い場所で見れます。
ただし近づきすぎないように注意…!

 

●御旅山の山頂までの間の広場

祭りのメインは御旅山のふもとである練り場ですが、練り場を綺麗に見物できるポジションは地元民でしか手に入らないとされている桟敷席でみっちりと固められており一般の見物客が良いポジションで見るのは残念ながら困難となります。

少し遠くなりますが御旅山山頂の少し手前の広場だと神輿練り合わせが遠巻きに見ることができます。

桟敷席の通路に立って見物している人もいるようですが、通行の邪魔になりあまりおすすめはできません。

 

●御旅山の山頂

屋台が山頂へ到着したら、屋台の練子達がしばし休憩を取ります。

休憩の合間は、間近で屋台を目にすることができるので、自然に囲まれながらのんびりと屋台を見物するのもおすすめです。

屋台が山を登り下りするときには後について登ったり下りたりもできます。

が、屋台が下山する時に逆らって登ろうとしたり、動いている屋台の隣を通ろうとしたり、くれぐれも邪魔にならないようにと屋台には近づきすぎないように気をつけましょう。

 

まとめ

今や世界にも知られるようになった灘のけんか祭り。奇祭としても有名です。見に行くとその迫力に圧倒されるでしょう。

一般観光客が見物できるスポットは限られていますが、例え綺麗に見渡せなくてもその場に行くだけで充分お祭りを楽しめると思います^^見学されるときは周りにも十分注意してくださいね。

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