岸和田だんじり祭りは宵宮・本宮、どちらも朝早くから夜遅くまでしています。
初めて見に行かれる場合は、どの時間帯にどこの場所で見るのが一番いいのか?とわからなくて困るかもしれません。
ここでは9月に行われるだんじり祭りでの見ごたえのあるポイントや、
初めて行かれる方でも見やすい場所などを紹介します。
そして、だんじり祭りは気を付けないと怪我をするかもしれませんので、気を付けておくべき注意点も合わせて説明しています。
岸和田だんじり祭り見ごたえあるのは宵宮
岸和田だんじり祭りには海側と山側と分かれており、9月は海側のだんじり祭りです。
祭りには宵宮と本宮の2日間あります。
(宵宮・本宮の数日前に試験曳きというものもあります)
両日ともだんじりが街中を通る光景が見れ覇気があり見ごたえがあるのですが…敢えて選ぶとしたら、宵宮の朝の曳き出し!
「よしやったるで!!」と皆気合が入っており一番元気がよく勢いがあります。
見ている方も「さあ!始まったな!!」と気分が高揚します。
また、そのあとの駅前パレードも見もの。
宵宮の午後の駅前パレードは、13:00~15:00の間に行われ、
岸和田駅前や商店街アーケード内に全22町のだんじりが集まってきます。
色んなだんじりが見れますよー。
そのあと駅前で左右に分かれてやりまわし、再び海の方へと戻っていきます。
宵宮の大体のスケジュールは、
・曳出し…午前6時前~7時半ぐらい
・午前曳行…9時半~11時半まで
・パレード~午後曳行…午後1時~午後5時ごろまで 南海本線岸和田駅前中心
・夜間曳行…午後7時~午後10時まで
各所でそれぞれ行われます。
また本宮の夕方5時頃からのカンカン場も、
漢達が最後の力を込めラストスパートかけて走っていくのでこちらも見ごたえがあります。
みなさんかっこいいですよー^^
岸和田だんじり祭り初心者でも見やすい場所は
岸和田だんじり祭りといえば、大きなだんじりを凄いスピードで引きながら急カーブを曲がるやりまわし。
やりまわしが見れる人気のある場所といえばカンカン場です。
迫力のあるやりまわしが最も見やすく、だんじりも沢山通ります。
有料席もありますが前売り発売のため当日券はありません。
カンカン場は見物客が最も集中するところでもあり、運悪く後ろの方になってしまうとだんじりなんて見えず、前に居る人たちの頭ばかりが目に入る可能性が高いです。
カンカン場以外で岸和田だんじり祭りの中でも迫力満点のやりまわし、初心者でも見やすいスポットとしては、
・カンカン場の和歌山側にある「大北町交差点」(通称舟津橋)
・南海線側にある通称「欄干橋交差点」
・カンカン場の大阪側にある「北町交差点」
・武部仏壇店というお店がある交差点にある「菊右衛門橋」
以上があげられます。
やりまわしの行われる場所なので人は多いですが、カンカン場よりはゆったりして見れると思います。
岸和田だんじり祭は危険が多いので注意点は守りましょう
岸和田だんじり祭を見物するときは注意しなければいけない点があります。
男衆たちが全速力で曳いて回るだんじりは高さ約4メートル、重さはなんと約4t!!
こんなにも巨大なものをもの凄いスピードで引っ張って急カーブを曲がったりするので毎年事故は起こっています。
中には重大な事故が起こってしまい、過去には死亡者もでるほど…。
だんじりが通る道の側に建っている家や建物などもぶつかって破損は当たり前。
見物客の安全は100%保証されているわけではないので、
一歩間違えれば巻き添えを食ってしまい怪我をしてしまったりするかもしれません。
見物する際は、警察官や祭礼関係者やガードマンの方たちの指示に必ず従ってください。
やり回しはだんじり祭りの見せ場ですが、遠心力によりだんじりがバランスを崩してしまい
だんじりの後梃子を切る人たちがはじき出されることもあります。
逃げ場のない所や角では見ないこと。
また、だんじり祭りの期間中は皆が真剣なので、少し言葉遣いが乱暴な事もあるかと思いますが、
腹が立ってもこれはそういうものなのだと思ってください。
お酒を飲みながら見物してる人も多くトラブルも起きやすいです。
お酒を片手に持ってる人の近くはなるべく避けておくのがベターです。
まとめ
岸和田だんじり祭の見どころや、初めての方でも見やすい場所をご紹介しました。
また岸和田だんじり祭は皆が命を懸けてやっているので、見物する方もそれなりに配慮しておかなければいけません。
必ず現地の警察や祭礼関係者の方たちの指示に従って安全に見物して下さいね。
>>岸和田だんじり祭は車で行っても大丈夫なの?激混みにならない?