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切り花の長持ちの秘訣は家にあるハイターが救世主10円玉や砂糖も使ってみよう

 

プレゼントでもらった花束や、花屋で買った可愛いお花。

生き物なのでいつかは枯れてしまうのは仕方ないけど、
せめて少しでも長持ちさせたいですよね。

花瓶にお水だけを入れているだけでは、水の中ででバクテリアが繁殖し、
茎が腐ってしまうので枯れるスピードが早くなってしまいます。

そこで使えるのが家の中に置いているあるハイターや10円玉。

これらを使って切り花を長持ちさせることができます。

その方法と効果はどのくらい期待ができるのかご紹介していきますー!

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目次

切り花を長持ちさせるにはハイターが使える

 

花瓶に入れてる水の中に花をいけていると、そのうちバクテリアが繁殖してしまって水も茎も腐ってきます。

茎が腐ってくるとお花は十分な水を吸うことができなくなり、すぐに枯れます。

水が濁っていたり、茎がヌメヌメしていると、それはもうバクテリア達がわんさか増殖している状況。

なので、要は、水の中にバクテリアを繁殖させないようにすることが一番のポイントで、
毎日の水替え&茎に付いたヌメヌメも綺麗に毎回落とさないとあっという間に花が枯れます。

でもこれってするとなると結構めんどくさい。
(こう思う人は私だけではないはず…)

特に仕事や家事に追われて忙しかったりすると、花瓶の水をほぼ毎日変える事って忘れがちになります。
(…私だけじゃないですよね…?しつこいw)

そこで救世主となるのが、キッチンハイター

 

 

●効果のほどはいかに?

花瓶の中に一緒に入れると良いとされるものの中では一番有名なんですが、
本当に使えるのか効果はどのくらいあるのかって疑問ですよね。

ハイターは、次亜塩素酸ナトリウムという成分を含んでいる漂白剤ですよね。

この次亜塩素酸ナトリウムはとても高い殺菌力があり、大腸菌・黄色ブドウ球菌・ノロウイルス・サルモネラ菌など毒性の強いウイルスや菌に対しても使われています。

花瓶の水の中で繁殖する主な細菌は、グラム陰性菌緑膿菌だそうで、
次亜塩素酸ナトリウムはこの2つの菌に対して殺菌効果があるとされています。

以上の事から、花瓶の中の水にハイターをいれると、水の中のバクテリアや茎に付いているバクテリアも殺菌するので、花を長持ちさせるのには十分効果が期待できます。

筆者も以前、長年勤めていらっしゃる花屋のスタッフから「水の中にハイターいれるといいんよ!」と聞きましたし、花屋の中でも実際にハイターを入れている所もあるようです。

 

●どのくらいの量を入れる?

キッチンハイターを入れるときはあくまでも少量。

水200ccにつきハイターを1滴~2滴ほどで良いです。

特に気温が高くなり雑菌が繁殖しやすい夏場は花瓶の水は毎日変えないとすぐに腐ってしまうので、ハイターを一緒に入れていれば、毎日水を変えれなくても花を長持ちさせることができます。

 

 

切り花を長持ちさせるのは10円玉も使える?

 

ハイターの他にも家の中にあるものと言えば10円玉。

10円玉は銅で作られており、水の中に10円玉を浸けていると銅イオンが溶け出します。

この溶け出た銅イオンは細菌の繁殖を抑える働きがあるために、花を長持ちさせる効果があるとされています。

くすんで汚れた10円玉よりも、ピカピカに輝いている10円玉のほうが効果が高いようですよ。

キッチンの流しのバスケットなんかでも銅を使った製品がありますが、あれもヌメリが付きにくいという効果が認められていますよね。

同じように花瓶の中の水にも効果は期待できます。

しかしハイターに比べたら効果は少々劣るかもしれません。

陶器製の花瓶だといいけど、ガラス製の花瓶の中に入れると10円玉が変に目立ってしまいそうですね…汗

10円玉を試すときは、ガラス製じゃない花瓶の時がいいかもしれません(;’∀’)

 

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切り花の長持ちには砂糖も少量入れる

 

家の中にある物では、砂糖も花が長持ちがあると言われています。

これは、ハイターや10円玉のような水の中の殺菌ではなくて、花の栄養面での効果でということになります。

蕾状態のものでも最後まで綺麗に咲かせることができます。

 

 

●糖は植物にとってとても大切な栄養

通常植物は、根っこから土中の養分を吸い上げて、太陽の光を浴びて葉で光合成を行い糖類を作り出しエネルギーを得ています。

しかし、根っこから切ってしまった切花は、根から必要な養分を吸収することができないので、
エネルギーとなる糖を合成することができません。

最初はピンピンと元気でも、そのうちに十分な糖を合成できなくなり、エネルギーが足りなくなってきて弱ってきます。

水に少量の砂糖与える事で、足りない分のエネルギーを補給してあげる事ができるので、
切花の寿命がのびる=長持ちするということです。

しかし、砂糖の入れすぎは雑菌の繁殖を手助けしてしまうので、一緒にハイターなどの殺菌効果のあるものを入れましょう。

 

 

●使う砂糖の種類は?

砂糖は「ショ糖」とも呼ばれ「ブドウ糖」と呼ばれる糖と「果糖」と呼ばれる糖が結合して出来た一つの糖です。

普通の砂糖でも十分効果はありますが、炭酸飲料のサイダーなどを使うとより効果が期待できます。

なぜ炭酸飲料が良いのかというと、ブドウ糖が多く含まれているから!

ブドウ糖が良いといわれる理由は、
2糖類の砂糖に比べ、単糖類であるブドウ糖の方が分子が小さくて植物の細胞壁・細胞膜を通過しやすい為です。

 

 

●入れる量は?

砂糖の場合

水200ccにつき、砂糖0.5g未満を入れて溶かします。

 

サイダーの場合

少し気を抜いておきます。
花瓶の中の水と炭酸水が1:1くらいなるように入れて下さい。

入れすぎは水の腐敗を進行させてしまうので、適量を守ってくださいね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

花を長持ちさせるには、水の中のバクテリアの繁殖を抑える事と、花に栄養分を補給してあげることが大切となります。

今回は家の中にある物ですぐに試せる方法をご紹介したので、切り花を花瓶に生けるときには是非挑戦してみてくださいね!

 

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>>ガーベラの花で切り花延命剤・ハイター+砂糖で何日もつのか実験してみた!

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