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富士山へ登山するときの服装で夏は?靴や持ち物はどんなものが良い

夏と言えばいよいよ富士登山のシーズンです。
開山期間の約2か月間の短い間に沢山の人が「いざ富士山へいこう!」と集まってきます。
そして登山初心者の方達が登ろうと毎年集まってくる山でもあります。
本格的な登山なんてしたことないから服装とか靴、持ち物って一体どんなものを選んだらいいの?
と疑問を持たれている方も多いかと拝察致します。

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目次

富士山へ登山する服装で夏は?

富士山の気候は地上とは全く違います。
5合目付近でも朝は10度以下にもなり普通の感覚の夏ではありません。
服装には十分に気をつけないといけません。

・頭
つばがついてる帽子が日よけ効果もありおすすめです。
樹林帯を抜けると登山道には遮る物が無くなるため、登山者は強い日差しにさらされます。
日焼け止めを塗っていても真っ赤に焼けてしまう人もいるほど。
熱中症や日焼け防止のため、帽子を忘れずに。
サングラスもあると真夏の日差しが目に差し込んでくるのも除けれるのであった方が良いです。
紫外線カットの物がおすすめです。

・上半身
肌着には速乾性のある化学繊維のシャツ(Tシャツ、長そでシャツ)
注意:綿素材の肌着やズボン、シャツなどは汗や雨で濡れると乾きにくいため体温を奪う原因になります。

防寒の為のフリースやダウンなど
(ただ日帰りか宿泊かによって防寒着の出番が特にない場合もある)
しかし日帰り登山をされる場合やずっと晴れの場合は防寒用の服は必要ないほど温かいこともあり。
山頂の気温が一桁台になりがちな7月上旬~中旬や8月中旬以降は晴れていても防寒用ウェアを用意しておくのが良いでしょう。
しかしどんな場合でも天気予報が曇りや雨マークが付いている場合は防寒着を準備しましょう。

女性の場合、意外と悩む所がブラジャーは普段使ってるワイヤーのものでも良いのかというところ。
長時間運動をする富士登山ではワイヤーの物では肌に擦れたり食い込んだりして不快になるため、
スポーツ用のブラジャーを着用するのが良いでしょう。

・下半身
速乾性と伸縮性のあるものであれば登山用のものでなくてもいいです。
ジャージなどの運動着なら大丈夫です。
短パンはひざの曲げやすさや動きやすさは最強ですが、富士山のように夏でも寒い場所はアンダーウェアやサポートタイツが必須となります。
注意:ジーンズや綿物はやめておきましょう。
これらの素材は、汗で濡れると張り付き硬く厚く重く伸びないので足を上げにくく足にまとわりつくので登山者は拷問状態となります。
何時間も足を曲げ伸ばしする富士登山には、薄くて軽い登山用パンツが快適です。

・靴下

自分の足のサイズにあったもの、厚手のもの(トレッキング用)を選ぶ
素材がウールのものが防臭性もありおすすめです。
或いは靴下2枚重ねでチャレンジする方も中にはいらっしゃるらしいのでそれでも可能かと思います。
しかし、富士登山のように長時間歩く場合、足元はかなり重要となりますので、
少し高いかもしれませんがここは登山用の物を購入するのが良いかもしれません。

・レインウェア
これは必須です。上下別のものを用意しましょう。
全身を防水してくれ、また防寒着としてもとても重宝します。
ポンチョやコンビニで売っているようなビニールカッパは、強風でなおかつ横殴りの雨が叩きつける富士山では役に立ちません。
すぐに破れて使い物にならずゴミと化します。
またウィンドブレーカーをは雨具代わりされる方も多いようですが、富士山では通用しません。
叩きつけるような雨の中では、ウインドブレーカーはすぐに水がしみてきて全く役に立ちません。
富士山など標高の高いところでは気温も低いですし、水がしみ込無ことでより一層身体が冷え震えがきます。
下手すれば低体温症になる可能性も。

 

富士山へ登山する時の靴は?

 

靴もまたレインウェアと同様にかなり重要なアイテムです。
登山靴を購入するのが一番良いでしょう。
登山靴は普通のスニーカーとは違い硬く作られており、
登山道に転がっている岩や石、木々に足が強くあたっても痛くならないように保護してくれます。

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富士山は活火山の為、歩く地面も火山砂利で全てトゲトゲしています。
普段から履きなれたスニーカーで登ったとしても、靴底に穴が開いてしまったり靴底が剥がれる可能性がかなり高いです。

また長時間歩くために靴擦れが第一に天敵となります。
必ず登山靴と自分の足との相性を見ておきましょう。
そして登山靴との靴下のバランスも重要となってきます。
薄い靴下だとぴったりなのに、登山用に揃えた分厚い靴下を穿くと足が窮屈で痛くなってしまい登山どころではない!という事態も起こりえます。
登山において足元はかなりの重要ポイントです。
快適な登山になるか、激痛でツライ登山になるか分かれ道となりますので慎重に選びましょう。

 

富士山へ登山する時の持ち物は?

 

・ザック
目安として
日帰りの場合は20~25リットル程度
山小屋泊は30リットル程度を目安に用意すると良い
そして雨が降った際のザック用カバーも、中身が濡れないようにする為に必要です。
ザックに関しては、登山用のものでなくても良いですが、予算があるなら登山用のものを購入した方が肩への食い込みが少なく快適に登れるように設計されているのでおすすめです。

 

・水1リットル程
登山中は少しでものどが渇いたら、すぐに足を止めて飲むという行動がとても大切です。
1リットル程では足らなくなってくるので、登山中の山小屋で500mlの飲み物を1~2本購入するなどしておけば、
荷物の重さ対策にもなります。
ただし富士山の山小屋や自動販売機で売られている水は500mlで500円が相場とのこと。
最初から2リットル近くの水を持っていくのもありと思いますが、途中の山小屋などで購入される方が体力的にはずっと楽ですね。

 

・行動食
できるだけ消化に時間のかからないものを持っていくことをおすすめします。
脂っこいものは避けた方が良いです。
最低2回分くらいの食事量(おにぎり、サンドイッチなど)と甘いお菓子(チョコレート、あめなど)など。
ドライフルーツやミックスナッツも登山中はいつもの何倍も美味しく感じるそうです。
空腹で動けなくなる前に、ちょこちょこつまみ食いする感じで栄養補給するもで、簡単に食べれるものが良いです。

 

・常備薬
転倒による捻挫や外傷に対応できるように応急手当キットや、
飲みなれた頭痛薬や胃腸薬など持っておくと万が一の時に備えておきましょう。

 

・健康保険証

 

・100円硬貨

有料トイレに備えて100円玉の小銭を用用意しておきましょう。
トイレに関してはトイレットペーパーも持参しておくと良いでしょう。
ほとんどの富士山のトイレは、有料でトイレットペーパーが備え付けられているのがほとんどですが、
利用者が多くて補充が追い付かずトイレットペーパーがない可能性もあります。
特に夏の富士登山は週末がかなり混雑しています。
用を足した後にトイレットペーパーがなくて周囲の人にSOSを呼びかけるという少々恥ずかしい事態になり兼ねません。
トイレットペーパーは意外にも持っておくと便利です。

 

・ゴミ袋
自分たちが出したごみは全て持ち帰るのはもちろんの事。
ゴミを入れたり、また濡れた衣類を入れるのでも役に立ちます。

 

・地図

 

・日焼け止めクリーム

 

・マスク
下山の際には砂埃が舞い上がり、鼻の穴が真っ黒になるほどひどい場合もあります。
防塵マスクの用意があった方が良いでしょう。
マスクは暑いという方は、口の周りに薄いタオルやハンカチを巻くなど対応された方が良いかと思います。

 

・ヘッドライト
山小屋泊の場合はヘッドライトは必須です。
消灯時間以降は真っ暗になり、途中でトイレへ行く際などヘッドライトを使います。
光の弱い補助ランプが付いたヘッドライトや、光量を下げられるものがおすすめです。
日中の日帰り富士登山の場合でも、できるだけ持っいていくほうが良いです。
富士山は気候の変動が激しく、予定が変更になる場合やトラブルの為下山が遅れる可能性もあります。
暗くなってからライトなしで富士山を歩行するのはほぼ不可能です。

 

・タオル
汗拭きや首に巻いて日焼け防止のために。
緊急時には包帯や三角巾の代わりにもなります。
薄めの手ぬぐいなどでも良いでしょう。

 

まとめ

 

富士山へ登山するにあたって相応の服装や必要な持ち物などを挙げました。

せっかく富士山へ登るなら安全に楽しく快適に登りたいものですよね。

少し予算に余裕があるならば、靴や靴下、レインウェアなどは登山用の物を購入した方が、
登山者をサポートしてくれるアイテムとして非常に強い味方となりますので初心者の方には良いかもしれません。

ご自分の相性に合ったもの、またはお気に入りの物を選んで楽しい富士登山を経験されて下さいね。

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