毎年年賀状の準備が面倒臭い!
近年では、メールやラインで新年のあいさつを済ます人も多くなりました。
自分も年賀状のやり取りを辞めたいなぁって思った時、厄介なのが親戚との関係です。
仲の良い友達同士や希薄な関係なら以外にもあっさりと辞める事ができますが、
親戚どうしだと「年賀状やめます!」なんて容易く言えない…と思いますよね。
今回は、親戚との年賀状を辞めたいと思った時にどういう振る舞いをすればいいのか?
角が立ちにくいおすすめの方法をご紹介します。
親戚との年賀状やめたい時はどうするのがいい?
親戚とひとくくりに言っても、頻繁に交流がある親戚もいれば、連絡をとることも滅多になく年賀状のやりとりにのみになっている親戚もいますよね。
滅多に会うこともないし、よく考えるともう何年も会ってない!
いっそのことそんな関係だったら年賀状やり取りは排除したいと思ってしまいますが、本当に親戚との年賀状交換を止めても問題ないか?考えて下さい。
年賀状交換が自然に終わる形の一つに、『年賀状を送らなくなってそのままフェードアウト』があります。
疎遠になった友人や知人の場合に多く、今後も付き合いがなく疎遠のままだろうということを見越して出さなくなったりしますが、血縁関係のある親戚だともしかしたら今後行事や法事などで会うかもしれないしお世話になるかもしれないので自然にフェードアウトは危険かも…。
親戚への年賀状を出さないという選択肢はリスクあり?
親戚との年賀状交換を廃止したいときは慎重に考えましょう。
もしも、親戚の中でマナーにうるさい方や陰口を叩くような人がいる場合は、今後の付き合いに何か影響してくるかもしれないので、年賀状の交換だけは続ける方針で考え直された方がベターです。
また両親がご存命の方の場合は、両親の顔を立てる意味でも親戚同士の年賀状を本当にやめてもいいものなのか考えましょう。
普段交流のない親戚同士との年賀交換は、気軽に会えない分「会えていませんが私たちは元気にしています」というお知らせの意味でもあり、
年配の方の中には、一年に一回の年賀状を生きがいにして楽しみにしておられる方もいます。
ここらへんは自分の親戚がどんなタイプの人かの見極めが重要といえます。
どうしても年賀状のやり取りをやめたい場合
それでもやはり親戚との年賀状交換を廃止したい場合は、年末に出す来年の年賀状で年賀状辞退の意思を相手に伝えましょう。
連絡を頻繁に取り合っている親戚同士なら、年賀状辞退も伝えやすいですよね。
会った時や電話やメールなどで、「今度から年賀状はやめようと思う」と宣言しておくのも良いですよ。
この方法が一番お咎めなく済みます。
最近だと高齢の方の場合、「歳になり年賀状を書くことが体力的にも辛くなって参りました、今年で最後とさせていただきます。」と年賀状交換を辞めますとされる方も多いです。
同情できるというか、「あ~そうなんだな~」と納得できる理由なので親戚同士でも角が立ちませんね。
高齢でなくても、相手が理解してくれそうな理由があるならその理由を書いて年賀状辞退の意思表示をしすればよいですよ。
年賀状の辞め方 文例を紹介
では、年賀状辞退の意思を伝えるときの文章の例をご紹介していきます。
健康理由とか何か相手の同情を受けられるよう理由があるならその理由を書きます。
「仕事が忙しい」「子育てで忙しい」などの理由の場合はストレートに書かずに、「一身上の都合」と書いておきましょう。
【文例】
「誠に勝手ではございますが、一身上の都合により今後はどなた様へも賀状交換を控えさせて頂きたく存じます。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
勝手ではございますが、今後は電話やメールにてお付き合いさせていただければ幸いです。
今後も変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます。
皆様のご健勝と多幸を心よりお祈り致します。」
・あなただけではなくて全員に年賀状のやり取りは控えさせていただきます。
・これからは電話やメールでのやりとりとさせて下さい。
・今後も変わらぬお付き合いをさせて下さい。
この3点を書いておき、「年賀状は出しませんが、これからもお付き合いさせてくださいね」ときちんと伝われば角が立ちにくいです。
印刷の文字だと機械的で冷たく感じるので、手書きで書かれたほうが柔らかさが出るし伝わりやすいですよ。
まとめ
親戚との年賀状交換を辞めたいときは、本当にやめてもいいものなのかもう一度考え直してみてください。
血縁関係の場合、今後何かお世話になるかもしれないし、付き合いもでてくるかもしれません。
それでもやっぱりやめたい場合はご紹介した例文のように、年賀状辞退の意思を相手に伝えてから辞めるようにしましょう。