彼岸花の名所で有名な巾着田、彼岸花の開花時期には大勢の人が鑑賞しに来られ、カメラが趣味の方も多く集まります。
撮影しようと思われている方の中には、夜の暗闇の中に咲く姿の彼岸花を撮影したいとか、星空や月を背景に入れて彼岸花を撮ってみたいとか、又は太陽が昇ってくる陽ざしが射し込む様子と共に撮りたいとか、色んなシチュエーションで撮ってみたい欲、あると思います。
そしたらもちろん巾着田に行くのは夜からになってしまいますよね。
しかし曼珠沙華祭り期間中は、入園時間が設けられています。
巾着田は夜でも入園できるのでしょうか?
気になるので巾着田管理事務所に問い合わせて聞いてみました!
彼岸花の名所 巾着田は夜でも入れる?
彼岸花開花の期間中は『巾着田曼珠沙華まつり』が開催されています。
期間:9月15日~30日
時間:9時~17時
入園料:300円(中学生以下は無料)
このように曼珠沙華祭り期間中は入園時間が決められているので夜には入れないのかな?と疑問ですよね。
巾着田管理事務所に問い合わせて聞いてみたところ、時間外の夜でも入って良いとの回答でした。
時間外だったら入園料の支払いもしなくても良いようです。
(係りの方は朝7時から来られるそうです)
お話しを聞いていたら、彼岸花の撮影のために夜に訪れる人は結構いるようでした。
しかし管理事務所の電話対応をしてくださった方曰く、「夜は真っ暗になり周りや足元が見えず、気づかないうちに踏んでしまったりぶつかってしまったりして彼岸花の芽や茎を傷めてしまうので、できれば空が明るくなってくる朝方(だいたい5時頃~でしょうか)の方が望ましい」と仰っていました。
真っ暗闇の中、照明を焚いて撮影する人もいるようですが、夜は警察が周りを巡回しているそうなので、怪しい事はしていなくてももしかしたら警察官に声を掛けられることもあるかもしれませんね。
巾着田は時間外に行くときの注意点
夜~朝方の時間帯は街灯もなく真っ暗闇なので足元や周囲を照らすための懐中電灯は必須です。
めちゃくちゃ暗くて怖いと感じる方もいるくらいの暗闇になります。
暗闇の中を歩くときも、彼岸花を傷めないように足元や周りには十分に配慮して気を付けましょう。
花はとても繊細でちょっと当たっただけで、ぽきっと折れたり、ちぎれたり、花びらが傷がついたりします。
沢山の方たちにこの時期に楽しんでもら為大事に育ててこられた彼岸花を台無しにしないように十分注意しましょう。
それと、昨年は撮影のために小道具を持ってこられる方がちらほらいたようで、その中でも刀が結構多かったのだそう。
刀を持って撮影ということは……恐らくモデル撮影か、はたまたコスプレ?でしょうか。
刀のように長い棒状のものは他人に迷惑もかかると同時に、花も傷つく恐れがあるので遠慮してほしいとのことでした。
見るからに他人に迷惑がかかりそうなもの&花を傷める危険性のある物以外だったら、撮影の為の小道具でも持ち込んでも大丈夫だそうです。
今年(2018年)から三脚の使用が終日禁止になりました。
花が傷む原因となるからだと思われます。
三脚がないと撮影の中ではなかなか厳しい場面もありますが、ここは華麗なテクニックでカバーしましょう…!
何か疑問があれば管理事務所に聞いてみてくださいね。
巾着田管理事務所問い合わせ先はこちら↓
巾着田管理事務所
住所:埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
電話番号:042-982-0268
彼岸花名所の巾着田の駐車場は24時間停められる
時間外に行くとなると車で行かれる場合がほとんどだと思います。
巾着田の駐車場は24時間駐車できます。
入場から夜12時までは1日500円、夜12時を経過すると500円追加となります。
曼珠沙華公園の門のすぐそばの駐車場に停めたりもできるようです。
巾着田内の有料駐車場ではなく、天神橋付近の河原に無料駐車する人もいるようですが、警察官の巡回もありますし路上駐車はデンジャラスかも…。
24時間使用可能なトイレは二か所設置されており、巾着田内の南端と東南あたりにそれぞれ1つずつあります。
管理事務所と併設になっているトイレは17時で閉鎖されるので、トイレに行きたくなったら公園の側のトイレを使いましょう。
まとめ
巾着田の曼珠沙華祭り開催中は時間外でも入園できます。
夜~朝方にいかれる時は、足元が真っ暗になるので転んだりしないように気を付けてくださいね。
花を傷つけない他人に迷惑をかけないなどのルールもきちんと守りながら、カメラ撮影&彼岸花を愛でましょう~。