東日本大震災、熊本地震、そして大阪でも震度6以上の地震が発生しました。
ここ数年で各地で大きな地震が続いていますよね。
地震大国である日本に住んでいる以上、もしもの時の備えは必要だと思います。
猫ちゃんがいるお家の場合は、猫ちゃん用の防災用の備えも必要ですよね。
そこで重要なのが、水。
災害時の備えで必須といえる水はペットも同じくです。
しかし猫にあげる水は、実は気を付けないといけない点があります。
猫の防災用の水はペット専用水を準備しておきましょう
大きな災害が起こった場合、特に地震の場合は地面が揺れるので水道管が損傷を受けてしまい断水状態になってしまう可能性が高いですよね。
近年、日本の各地で頻繁に地震が起こっていますが、震度6クラスの地震が来ると、私たちが普段当たり前に使っているライフラインは遮断されてしまう可能性が高く、また水道管の復旧には日数がかかっているのもテレビや新聞の報道で目にしていると思います。
自衛隊の方が、給水車で水を輸送してくれたり、水道もガスも使えない方達のために入浴施設を開放してくれたりしていますが。
しかし、地震の影響で土砂崩れで道が塞がれたり崩れたり地割れしたりなどなど…自衛隊員の方達もすぐに来れない可能性もあります。
水がないと困るのは人間だけではなくお家にいる猫ちゃんも困りますよね。
いざ災害が起こってからスーパーやコンビニに買いに走っても、買い占め行動をする方も多いので自分がいった時には何もないっていう可能性だって大いにあります。
もしも猫ちゃんを連れて避難所へ避難できる事になったとしても、緊急時ですので救援物資は人間の分が優先され、ペットの分を貰える望みは低いと考えておいた方が良いです。
事が起こってから「困った…」となる前に、一人一人が災害対策意識を持ち、ライフラインの復旧まで生き延びられる分の水や食料の備蓄はしておいたほうが良いと思います。
え、でも人間用の飲み水をあげておけば大丈夫じゃないの?と思うかもしれませんが、実は気を付けてあげないと人間用のミネラルウォーターの中には猫ちゃんにとって危ない可能性があるのです…!
次の章で説明していきます!
猫にあげる水は軟水がベター
ミネラルウォーターと言っても2種類あり、軟水と硬水があります。
軟水と硬水の違い
水に含まれているミネラル分の多い物が硬水、少ないのが軟水です。
硬水の水で有名なのは、コントレックスやエビアンetc
飲んだ時に独特の変な味がしますよね。
(↑あくまでも筆者の感想)
変な苦みを感じるのは、マグネシウムとカルシウムが多く含まれている事が原因です。
海外でもフランスで採水された水は日本の水と比べると硬度が高め。
猫ちゃんがマグネシウムを取りすぎると尿路結石になるリスクがアップすると言われています。
最近ではペットフードも進化しており、必要なミネラルはフードから十分にとれているので、水からもさらにミネラルを摂取するとミネラルの摂りすぎになってしまいます。
軟水は硬水に比べたらまだマシですが、それぞれのメーカーによって採水地が違い、水に含まれているミネラル量も違ってくるので、
猫ちゃん用にペット専用のミネラルウォーターを買い置きしておくと安心です。
ペット専用水はペットショップやネット通販にありますよ。
しかし!ここで注意しておきたいことが1つ!
ペット用ミネラルウォーターを買うときは成分表の確認はしてください!
メーカーによってはペット用とラベルに書かれてあってもミネラルが多く含まれているものがあります。
成分表を見るときは”硬度”をチェックしておきましょう~。
◎日本での硬水と軟水の分類
軟水…硬度100mg/L 未満
硬水…硬度100mg/L 以上
※硬度とは、マグネシウム・カルシウムの含有量
ちなみに日本の水道水の硬度は平均で40~70mg/Lなので、水道水は猫ちゃんが飲んでも問題ありません。
猫用の水の備蓄量の目安は?
猫ちゃん用に備蓄するための水やフードは2週間~1か月分は用意しておくのが良いと思います。
◆水の備蓄量は…
ペット用の水はペットボトルで何種類か売られていて、サイズも人間用と同じ展開で2ℓと500mlがあります。
備蓄量の目安としては、500mlのペットボトルを5~6本用意しておくのがベター。
災害時は電気が使えずに冷蔵庫で保管したりできない可能性があります。
冬だとまだましですが、夏だと開封後の水の保存が心配な為、なるべく新しい水をあげられるようにするためにも小さいサイズのペットボトルなどをたくさんストックしておかれるのがおすすめだと思います。
水以外の備蓄も万全に
水と一緒にフードやおやつも普段から備蓄することを心がけましょう。
ペット用の食料はすぐに出回ってくるとは限らないので少ないよりは多めにあった方が絶対に良いです。
我が家でも、いつも食べているカリカリ1袋・猫用のおやつは3~4つはいつもストックしています。
新しいフードを買ったら、ストック分のフードを与える、というように回して使っていけば備蓄用フードの賞味期限切れも防ぐことができます。
病気持ちの猫ちゃんの場合は、水とフードに加えて薬も一緒に備えておきましょう。
災害時はペット用の薬は手に入れることは難しいです。
また療法食を食べてる猫ちゃんの場合も、専用のフードは手に入れることが困難になるので、普段から余分に買ってストックしておく事がおすすめです。
まとめ
地震などの災害時、人間は炊き出しや救援物資などがありますがペットにはありません。
人間用のミネラルウォーターでも、猫にとって有害になる可能性があります。
大切な家族である猫ちゃんの為にも、普段から猫ちゃん用の備蓄の為の水も用意しておきましょう。
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