なぜか自分だけいつも集中して蚊の餌食になってしまうという方、いませんか?
筆者もその一人です。
家族や友人と一緒に居ても、私にだけいつも蚊が沢山寄ってきて多く刺されていました。
私のようになぜかいつも蚊が寄ってくる人もいれば、反対に全く蚊に刺されない人もいますよね。
この違いはなぜなんでしょうか?
また、刺されやすい人の特徴はどんなものなんでしょうか。
蚊に刺されやすい人の特徴はあるのか
蚊に刺されやすい人の特徴は、こんな人です!
・体温が高い人
・汗をかきやすい人
・肥満傾向の人
・お酒を飲む人
・運動した後の人
蚊は、二酸化炭素や汗から出てくる乳酸に反応しているとされており、二酸化炭素の濃度と温度のわずかな差を探知して、そこに近づいてきます。
感知範囲は3~6メートルと結構広め。
上記にあげたような、体温の高めの方、汗をかきやすい方、代謝の良い方は、二酸化炭素や乳酸が体から多く出ており、運動後や肥満傾向の方は、吐く息の量が多くなり蚊をおびき寄せやすくなります。
お酒を飲まれる方は、体の中でアルコールが分解されるときに二酸化炭素が発生するので、刺されやすい傾向にあります。
汗をかきやすい人は、汗がダラダラ流れ出ている時よりも、じんわりとにじみ出ている時に蚊が寄ってきます。
その他では、化粧品などに含まれている一部の化学薬品も蚊を引き寄せると言われています。
蚊に刺されやすい人は血液型も関係あり?
蚊に刺されやすい特徴の一つに、血液型がO型の人は刺されやすい!と耳にしたことありませんか?
この噂の真意はいかに?というところですが、
一部の研究者では、
「O型の人が分泌する成分が他の血液型に比べて蚊を引き寄せやすい」
という実験結果の報告がされているようです。
人の血を吸うのは交尾後の産卵を控えたメスのみで、普段は花の蜜を吸って生きています。
O型の血液は花の蜜と成分が似ていると言われています。
花の蜜と成分が似ているO型の人に寄ってきているという考えもあるようです。
しかし、血液型は関係ないと唱える研究者もいたり…。
血液型原因説は、正しいか正しくないか、未だ科学でもハッキリとわからないところが現状のようです。
蚊に刺されやすい人は〇〇の菌が多い
血液型説では賛否両論ありますが、これだけは確かにわかっていることがあります。
それは、「足の裏の常在菌」
どうやら刺されやすい人は足の裏の常在菌の種類が非常に多いそうです。
ただし菌が多いから足が臭い…!というわけではないとのこと。
なんとこの事実を発見したのは高校生の男の子。
自分の妹がすごく蚊に刺されやすいので、妹の体の何に反応して蚊が集まるのか実験していたところ、靴下に反応して、盛んに血を吸おうとしていたのを発見したそうです。
しかし、刺されやすさと足のニオイは関係ないとわかり、足の裏の菌を培養してみたところ、常在菌の種類が多いことが判明しました。
世界的にもすごい発見だったそうで、以前テレビ番組で取り上げられた時もかなりの反響を呼びました。
■常在菌とは?
常在菌は皮膚の健康を保つ役割があります。
足の裏は非常に汗をかきやすく、さらに靴や靴下を穿いているために通気性が悪くなり、菌が繁殖するための元になる垢や角質も多いため常在菌が増殖しやすいです。
どうやらこの常在菌が出す化学物質に、蚊を引き寄せる成分があるのではないか?ということのようです。
また蚊は腕よりも足に惹かれる傾向があります。
おそらくこの常在菌が関係していると考えられます。
■蚊に刺されやすい人は足の裏を洗いましょう!
足の裏の常在菌が多いために蚊が反応して寄ってくるのならば、
常在菌を少なくしましょう!
指の間まで入念に洗ったり、アルコールティッシュで綺麗に足の裏を拭きます。
外出前に足の裏を綺麗にしておくだけで、蚊に刺される頻度が大幅に減るとの結果も!
是非試してみてくださいね。
まとめ
蚊に刺されやすい人の特徴で関係があるのではないか?と思われるものをご紹介しました。
意外なのが、足の裏の常在菌多さで刺されやすいか刺されにくいかが変わるという事!
常在菌が多いからといって、不潔なわけではありませんが、足の裏を洗って菌を少なくすることで、もう蚊の集中攻撃を食らわずにすむかもしれません。