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蚊を潰す時に出た血で病気は感染する?蚊は潰さないほうが安全!感染症日本国内では

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夏場になると蚊に刺される機会が増えます。

美味しく血を頂いている最中の蚊を見つけた時に思わずパチン!と叩き潰してしまい、
手のひらを見てみると、蚊の体内に取り込まれていたであろう血がついてしまったという事がありませんか。

蚊は、血液を吸う事から、いろんな病気を媒介する生き物であることも認知されています。
"血液" "病気" と連想すると、肝炎やエイズなどを思い浮かべる方もいると思います。

皮膚についてしまった血でこれらの病気に感染する事はあるのか?

蚊を潰すことは危険なのでしょうか?

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蚊を潰す時に出た血で病気は感染する?

 

蚊を叩いて潰してしまった時に、潰した蚊から血が出てしまって
その血液が皮膚に付いてしまったら病気に感染する事はあるのでしょうか?

 

■”感染者を刺した直後の蚊が自分の傷口の上にとまり、それに気づいて蚊を叩いて潰れしてしまった時に、
蚊から出た血がその傷口についてしまった…”というような場合

HIVウイルスや肝炎ウイルスは蚊の体内の消化液によって、
感染力を失ってしまうため感染しないとされていますし、
蚊から出た血液の量が微量であり、
それに含まれるウイルスの量も人に感染させるほどの量が含まれていないと考えられるため、
感染しないと考えて良いと言えます

WHO(世界保健機関)も上記の旨は既に発表していますし安心して良いと思います。

 

■蚊に吸われた直後に潰し、出た血は自分のものである可能性が大

蚊に刺された時に、蚊を手で叩いて潰した時に、
蚊が吸っていた血液が手に付くことがありますが、
蚊は一回人の血液を吸った後は、その血液を消化するまで次の人を刺すことはほとんどないので、
この時出てきた血液は自分自身のものと考えて良いといえます。

自分が吸われる前に発見した蚊を叩いて、手に血液が付いた場合、自分以外の人の血液の可能性はあります。
蚊の体内の中でウイルスは増殖しないとされていますが、
気になる方は基本的には衛生面上、流水や石鹸を使って洗い流しましょう。

 

蚊は潰さないほうがいい!

 

蚊を見つけてしまったら手でパチン!と叩きたくなりますが、
蚊が血を吸っている途中の時は叩かないほうが良いみたいですよ…!

 

■血を吸っている最中の蚊を叩くと余計に痒くなる

蚊は吸うときに自分の口から針を突き刺し、そこから血を吸い取ります。
吸うときには血液を固まらせないように自分の唾液も注入しながら吸っています。

この唾液が痒みを引き起こす原因となります。

唾液は本来、吸引した血液と一緒に蚊の体内に戻されますが、
蚊が何らかの理由で吸引を中断した場合、体内に残したままになってしまいます。

また、吸血中の蚊を叩いてやっつける場合、上から潰してしまうと蚊の唾液が体内へ流れ込みます。

こうなってしまうと、蚊が最後まで吸い終わった時と比べると痒みが強く出ます。

餌食にされてるのは悔しいけど、吸血中の蚊を追い払うと余計に痒くなる。
なので、蚊が血を吸い終えるまで、じっとこらえて我慢していたほうがいいのです。

 

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■これはちょっと怖い…!蚊の毒素が入り込む可能性あり

蚊を叩いて潰すと体内に唾液が残るだけでなく、蚊の針が深く入り危険です。
蚊が持っている病原体が体内に入りやすくなるようです。

これにはなんと死亡にまで至ってしまった症例があります。

自分の足にとまった蚊をつぶした際に、蚊の病原体が体内に入ってしまい死亡したという女性患者の例を、
アメリカのアルバート・アインシュタイン医大の医師らが米医学誌に報告し、注意を呼び掛けました。

蚊に寄生している「微胞子虫」の一種が、女性が吸血中の蚊を潰したことで蚊が吸った傷口から体内に侵入。
病原体は、足の筋肉の中に入り込み、呼吸不全のほか脳梗塞(こうそく)などの症状を起こしたようです。

この「微胞子虫」は蚊の唾液には存在しない為に、
感染している蚊に刺されても人は病気を引き起こすことはないとされていたそうですが、
この症例の女性は関節リウマチの治療の為、免疫を抑える薬を服用していたとのこと。

免疫力が下がっている人は感染のリスクがあると注意を呼び掛けています。

このような例が出ているのを見ると、蚊は潰さないほうが懸命だと思われます。

美味しく自分の血を頂いている最中の蚊をどうしても払いのけたい場合は、
決して真上からは叩かずに、横から払いのける様にするのがおすすめです!

 

蚊が媒介する病気日本では何がある?

 

蚊はいろんな病気や、菌を持っています。

近年において日本国内で気を付けるべき、
蚊の媒介によって広がる感染症は以下のものがあります。

 

・マラリア

発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、倦怠感などの症状が出てきます。
インフルエンザとよく似た症状となります。
世界で年間60万人がこのマラリアによって死亡しています。

・日本脳炎

子供や高齢者によく見られた感染症です。
突発的な発熱、頭痛、嘔吐で発症し、神経系の障害を引き起こす病気です。
発症率が低いです。

・デング熱

ヒトスジシマカ、ネッタイシマカが媒介します。
急な発熱で発症します。
症状は発疹、関節痛、頭痛、嘔吐などの症状が出てきます。
まれに重症化し、早期に治療をしなければ死に至る可能性もあります。

日本では2014年に日本国内で感染したことが確認。
2016年には、海外から帰国した人がデング熱に感染しており発症、死亡する事例がありました。

・黄熱病

発症すると、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐などが現れ、死に至ることもあります。
日本国内での発生は感染はかなり低いとされています。

・ジカ熱

軽い発熱や結膜炎、発疹、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛等の症状が出てきます。
ジカウイルスは感染しても症状が出なかったり、症状が軽いため気付きにくいこともあります。

・ウエストナイル熱

現在は日本国内での感染は確認されていません。
ほとんどの人は無症状でおわりますが、感染した人たちの少数の2割程度が発症するとされており、
発熱、頭痛、筋肉痛、発疹、リンパの腫れなどが出ます。
いずれも軽度で収まることが多いです。

・チクングニア熱

ヒトスジシマカ、ネッタイシマカが媒介します。
突発的な発熱と関節痛で発症します。発疹は約8割方の人に出るとされています。
その他の症状では、倦怠感、頭痛、筋肉痛、リンパの腫れが見られます。

 

これらのもので予防のワクチンがあるのは、黄熱日本脳炎のみ。

マラリアは抗マラリア薬による治療ができます

その他の感染症はワクチンなどはなく、発症した場合は対処療法となります。

多くは海外の熱帯・亜熱帯地域で流行しているものですが、
いつ日本に入りこんでくるかわかりません。

日本で輸入感染の可能性、または頻度が高いのは
デング熱、マラリア、チクングニア熱。

国内での発生の可能性があるのは、デング熱、チクングニア熱となります。

普段から、蚊に刺されないように普段から対策はしておきましょう。

 

まとめ

蚊を潰した時に出た血液で、HIVウイルスや肝炎ウイルスが入り込み病気になってしまう症例は今の所ありませんが、

吸血中の蚊を潰した時に蚊がもっている寄生虫の一種が体内に入り込み死亡した例は存在しています。

蚊を媒介して広がる感染症も多くあります。

普段から蚊よけ対策は万全で、最初から蚊に刺されないように注意しましょう!

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