家の中でくつろいでたら、「なんか痒いなぁ…あれ!?虫に刺されてる!」
いつの間にか蚊が家の中に入りこんできて、刺されてしまうとすごく不快な気分になりますよね。
部屋は虫が入らないように扉も窓も開けないようにしているのに、いつの間に入ったのか?
蚊はどのようにして家の中へと侵入してくるのでしょうか?
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蚊はどこから入ってくる?
窓や網戸はしっかりと閉じているのに、蚊は家のどこから入り込んでくるのでしょうか?
これにはいくつのケースが考えられます。
●出入りの時に一緒についてくる
蚊は私たち人間が出している二酸化炭素に反応して寄ってくるとされています。
その為に、蚊がいつの間にか服に止まっていたり、歩いてる後を付け狙ってくることがあります。
蚊が付いてきてるのに気づかずに、蚊と共に帰宅するケース。
●洗濯物や布団を取り込む時に一緒にくっついてくる
干していた洗濯物や布団で羽を休めていた蚊が付いたまま、気づかずに一緒に取り込んでしまうケース。
蚊はとても小さいので、付いていても気づきにくいです。
●網戸の網目から
網目が細かくない場合そこから入り込んでくる可能性があります。
また一部分だけ網目が寄れたり破れてしまったりして穴が出来てたりする場合もあります。
●窓と網戸の間に隙間
窓のフレームと網戸のフレームとの間に隙間ができてしまうことがあります。
これは結構盲点な箇所。
また劣化や、掃除の際に網戸をはずしはめ込んだときに網戸フレームとの組み合わせがずれ隙間が出来ている可能性もあります。
一度ご自宅の窓と網戸の間に隙間が空いてないかチェックしてみてください。
●エアコンや換気扇の通気口など
これらは虫の代表的な侵入口として知られており、エアコンならば室外機から伸びているパイプから入ってくる可能性があります。
換気扇だと、虫侵入防止のためのシャッターがちゃんと働いていなかったり又はついていない場合、換気扇を回しているとほんの少しの気流の変化により、換気扇の外に集まっていた蚊が室内に吸い込まれるケースがあります。
このように私たちが気づかない小さい穴や隙間、または一緒に服についてきたりして侵入してきていると考えられます。
これでかなり防げる!侵入対策方法は
●玄関から入る場合
家に入るときは、体を振り払い素早く家の中に入る!
これで服についてる蚊やあなたをストーキングしてる蚊を遠ざけることができます。
はたから見たら怪しい奴に見えるかもしれませんが(汗)
蚊が入ってくるよりはマシに思えます。
また、玄関前で鞄に入ってる鍵を探している間も蚊は狙っています。
玄関前に来たら鍵をサッと使えるように、あらかじめ鍵を手にして準備しておきましょう。
鍵を開けたら、扉は最小限の開閉で、素早く家の中に入りましょう。
この一連の流れを素早く行うことで、蚊の脅威から逃げれる可能性が高まりますよ。
蚊との戦いは数秒で決まります。
マンションの場合はエレベーターに蚊がいる事があります。
これで刺されてしまうパターンが結構多いです。
密室の中、蚊と閉じ込められてしまうと刺されてしまう可能性はかなり高まりますが、ここでも手で振り払ったり、身体を動かしている事で蚊が体に寄ってくるのを防げます。
ただし他の住人の方が同乗してる場合は出来ませんが…。
せめて家の中に入って来ないようにするために、エレベーターから玄関前までダッシュで走ったり、早歩きすると、あなたの早さに蚊が付いてこれなくなって確率が下がりますよ。
宅配業者の方が来た場合は、玄関の扉を長い時間開けることになります。
この場合は、扇風機の風を玄関に向けておきましょう。
蚊は強い風に抵抗できず吹き飛ばされてしまうので、扇風機のような風でも飛ばされます。玄関に向けて扇風機を付けておくだけで蚊の侵入をかなり防ぐことができます。
●洗濯物や布団を取り込む場合
洗濯もや布団を取り込む場合は、そのまま取り込むのではなく、一度バサバサと全体を振り払ってから取り入れましょう。
●窓や網戸の場合
網戸のほつれや破れていたりする場合は、ホームセンターなどに修繕グッズが売られているのですぐに直しましょう。
また窓と網戸のフレームの隙間ができてる場合、虫侵入防止の為の、隙間埋めテープがおすすめです。
●換気扇の場合
シャッターがついていない換気扇の場合、換気扇フィルターをつけたりして、蚊が入ってくる隙間を防ぎましょう。
●エアコンの場合
排水用のホースの先に付ける防虫キャップをつけましょう。
これで虫が侵入してくるのを防げます。
エアコンの配管用の穴に隙間がある場合は、この穴を防ぐ必要があります(参考画像)
ホームセンターなどで売られている、エアコン用のシールパテがあるのでそれを使って穴を防ぎましょう!
家の周りも重要です!
蚊がよく家の中に入ってくる場合は、家の周りも注意して見てみて下さい。
庭やベランダに、
・雨水受けのポリバケツや放置された空き缶
・雨水の溜まった容器類 などはありませんか?
蚊の幼虫は全ての水に発生します!
卵から孵り、ボウフラとなって、水の中で約10日ほど成長してから羽化して蚊となって飛び立ちます。
そして自分の発生場所から半径30メートルほどを縄張りとして、特に日陰で空気のどよんでいるような場所が好きで、そういった場所によく集まります。
少しの水たまりでも発生する場合があるので、水たまりをなくすか、またはボウフラが発生してるようだったらその水を捨てましょう。
水から出されたボウフラは干上がってすぐに死んでしまいます。
また、庭に雑草があったり、腰丈ほどの植物が多い場合、蚊の隠れ家となっていることがあります。
草むしりをしておくことで、蚊が集まってくるのを抑制できます。
まとめ
ほとんどの場合は、玄関を開けた時や、窓を開けた時にプ~ンっと入ってきます。
ほんのちょっとした隙間からも入り込んでくるので、お家の中に蚊が入ってくるような隙間がないかチェックしてみて下さい。
ベランダや庭に蚊の発生しやすい箇所や集まりやすい箇所がある場合はそこもなくすことで、蚊が家に寄ってくるのをかなり防げるようになりますよ。
蚊の侵入はちょっとした対策でかなりマシになります。