美味しいみかんだとついつい食べすぎちゃうときってありますよね。
一日10個以上食べちゃう強者もいます。
でもみかんを食べすぎた後ってお腹が痛くなって下痢になってしまうことがありませんか?
どう考えても腹痛の原因がみかんとしかが考えられない場合、みかんの何が原因になっているのか気になりますよね。
どうすれば腹痛が治まるのか?
今後腹痛を起こさないためにもみかんは一日何個って決まっているのかということもお話ししていきます。
[toc]みかんの食べ過ぎで腹痛になるの?
甘くて美味しいみかんにあたると、病みつきになってしまってついつい食べすぎちゃいますが、みかんを食べすぎてしまうと腹痛・下痢になってしまう人がいます。
これはみかんに含まれている成分が原因ではないかと考えられます。
みかんを食べると風邪ひかないという言葉があるほど健康にいいと認識されていますが、体に良いとされている成分が逆に腹痛を引き起こす原因になっている可能性があります
◆食物繊維を摂りすぎたため
みかんは食物繊維豊富です。
みかんの袋(薄皮部分)や白い筋には、ペクチンという良質な食物繊維が含まれています。
腸の中の水分を調節してくれ便秘改善の働きがあるとされていますが、
食べ過ぎると消化不良を起こしてしまい、逆に下痢をしたり腹痛になることもあるとされています。
筆者は「胃腸の調子が悪い時はみかんを食べたらダメ」とお医者さんに言われた事がありますが、消化するときに胃腸に負担がかかるからだろうなと思います。
◆ビタミンCを摂りすぎたため
みかんはビタミンCを豊富に含んでいます。
ビタミンCと言えば美容や健康には欠かせないビタミンですよね。
ビタミンCを摂取すると、体内で吸収しきれなかったビタミンCの一部は大腸で便を柔らかくしたり善玉菌を増やしたりと利用されます。
このことから、ビタミンCを一度に過剰摂取すると下痢の症状を起こすことがあります。
参考
ビタミンCの一日に推奨されている摂取量は成人男性女性共に約100mg
みかん1個あたりのビタミンC含有量は約35mg
もしかしたら柑橘アレルギーの可能性も?
柑橘系の果物を食べると吐き気や下痢などのアレルギー症状が起こる人もいます。
普段みかんを1~2個食べて腹痛などの症状が起きなければ可能性は低いと思いますが…。
みかんの食べ過ぎが原因の下痢を治すには
みかんの食べ過ぎで下痢になってしまった時は、まずは下痢の症状が治まり腸が元のコンディションになるまではみかんを食べるのはストップしておきましょう。
食べすぎによって起こるのは、(食中毒を除き)ほとんどが急性の下痢の可能性が高く、通常1~2日で治るものがほとんどです。
まずは下痢によって体内の水分が奪われているので、水やOS-1などの経口補水液で水分補給をしましょう。
刺激のある食べ物や脂肪分の多い食べ物は胃腸に負担がかかるので避けて消化に良い食事を摂ります。
【消化に良い食べ物】
・お粥
・柔らかく煮込んだうどん
・すりおろしりんご
・野菜スープ etc
【消化の悪い食べ物】
・脂肪分の多い肉、魚
・ラーメン
・海藻類
・きのこ
・菓子パン
・アルコール
・コーヒー
・炭酸飲料 etc
胃腸に負担がかからないように出来るだけ腸を休めるようにしてればその日のうちか2日以内には治る事が多いです。
冷えにも気をつけて下さいね。
みかんは一日何個までって決まってるもの?
みかんの食べ過ぎで腹痛を起こしても、また懲りずにみかんを食べてしまいたくなりますよね…?
今度からは腹痛を口返さないためにもみかんを食べすぎる事のないようにしたいものですが、目安として一日何個までにしておくのがいいのかは頭に入れておきたいですよね。
みかんの一日の適量個数は、一日3個が良いと言われています。
先の章でビタミンCの一日摂取量の適量を載せましたが、このビタミンC摂取量からしてもみかんは一日3個が適しているとわかります。
身体によいとされているみかんも食べるときに適量を守っておかなければ腹痛の他にも、糖の摂りすぎになったり、手の皮膚が黄色くなる柑皮症になったり、と弊害もあります。
何でもほどほどに…ということでしょうね…(;^^)
さいごに
みかんを食べることによって、腹痛や下痢が起こってしまうことがあります。
消化不良によるものが多いと思われますが、腹痛が起こった時はみかんを食べるのは一旦ストップしておきましょう。
もう腹痛を繰り返さないためにも、一日の適量を守って食べることをおすすめします。
>>みかんに生えているカビを吸い込んじゃった!体に害はある?