部屋のお掃除をしている時に思わず掃除機でカメムシを吸い取ってしまって予期せぬ事態に恐怖を味わってる人結構多いんです。
吸ってしまったからには取り出さないと、掃除機の中もカメムシ臭くなってしまうし、掃除機を使うたびに排気口からカメムシ臭が吹き出て部屋の中もカメムシ臭で充満…なんて被害を拡大してしまいます。
けど紙パック式の掃除機の場合、紙パックの中で生きてたらどうしようかと怯えますよね。
そこでおすすめな紙パックの交換方法や、掃除機の中で生きている可能性はあるのか?などお話ししていこうと思います。
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カメムシを掃除機で吸った時の紙パックの交換の仕方は
カメムシが入っているであろう紙パックの交換は緊張の時間です。
虫が苦手な方の場合は、紙パックを取り出した瞬間にカメムシがビューン!っと出てきて飛んできたりしないだろうかと想像するとブルブル震えてしまいますよね。
殺虫剤を掃除機に吸い込ませるのもなかなか大変だし、小さいお子さんやペットがいるご家庭だとなるべく薬剤は使いたくないもの。
カメムシを吸い込んでしまってからほんの数分しかたっていない場合は、今すぐに交換しましょう!
虫は掃除機で吸いこまれた直後はビックリしてショック状態で動けなくなっていることが多いんです。
あまり知られていないんですが、運転中の掃除機の中の気圧って約900ヘクトパスカルまで下がってるので大型台風並みなのです。
しかも、すっごい速さで吸い込まれるので、虫を誤って吸い取ってしまった時はすぐに紙パックを取り出してしまうのが良いんですね~。
取り出す際には予めガムテープを用意しましょう!
紙パックの穴を塞ぐくらいの長さに切っておき、すぐに手に取れるところに置いて準備します。
次に、紙パックを取り出したら素早く紙パックの穴をガムテープで塞ぎます!
これで中の虫が生きていたとしても、出入り口が塞がれているので出てくることは不可能。
念のためにビニール袋に入れて口をきつく縛っておけばより安心感ありますね。
吸い込んでから時間が経っていると、運よく生きてて気を取り戻したカメムシが出てくる可能性もあります。
こういう時は、掃除機の吸い込み口を床などに押し当てて塞ぎながら、2~3分程度運転させます。
運転を止めたら、先ほどの方法で紙パックを取り出しましょう。
ちなみに、カメムシがホースの途中で止まっているんじゃないか?と心配になる方もいるかもしれませんが、その可能性はほとんどないと思われます。
カメムシはホースの直径よりも圧倒的に小さいので、中に吸い込まれてしまっています。
カメムシは掃除機の中で死ぬのか?
掃除機で吸い込んでしまったカメムシは紙パックの中で生きているのか?死んでいるのか?
虫嫌いの方は気になるんじゃないでしょうか?
先の章でもお話ししましたが、運転させている時の掃除機の気圧は大型台風並みです。
そして吸い混む時の早さは新幹線並みの時速200km。
超高速ですよね。
掃除機に吸い込まれてしまった虫は時速200kmの速さでホースの中やフィルターに叩き付けられることになるので、そのほとんどが衝撃で死滅してしまうとされています。
特に体の大きさが小さい虫のダニなんかはほぼ全滅。
もし奇跡的に生き残れたとしても、掃除機の紙パックの中は埃まみれの乾燥状態なので生存するには困難な環境です。
繁殖する可能性もほぼないと言えます。
が!
ただし、生存力が強いゴキ〇リは例外です。
カメムシ程度なら生き残る可能性は少ないです。
カメムシの臭い消し方法掃除機の場合はどうする?
カメムシのニオイって強烈ですよね。
掃除機の中にカメムシのニオイがついてしまって、かけるたびに排気口からニオイがするのは苦痛です。
カメムシのあのクサイ臭いの成分は、親油性と揮発性の二種類の性質があります。
親油性は油に溶けるので、サラダ油やオリーブオイル、中性洗剤を使えば簡単ににおい落とすことができます。
でも掃除機は電化製品なので、油や洗剤を使うのに抵抗がある方もいると思います。
臭いの成分は揮発性でもあるので1週間ほど放っておけばニオイは消えます。
たいていは原因であるカメムシの入ってる紙パックを処分し、新しい紙パックをつけておけば時間が経てば消えていくんですね。
1週間も待てない時は早く揮発させる為に、天日干し、ドライヤーの温風を当ててニオイ成分を飛ばすとだいぶマシになりますよ。
まとめ
掃除機でカメムシを吸ってしまった時は焦りますが、吸い取った直後は気絶してるか既に亡くなっているかがほとんどです。
まずは落ち着いて今回紹介した方法で紙パックの交換をしてみてくださいね。