気温が下がってきて足元が冷えてきだす時期。
長い間物入れに保管しておいたセラミックヒーターを引っ張り出して、スイッチをポチっと稼働させてみたら
「むむむ……なんか焦げ臭いニオイがする!」
とか。
こんな感じで、ヒーターをつけたら焦げ臭いにおいがしてきて困っている方いませんか?
なぜ焦げ臭いにおいがするのか、もしかして中で何か燃えてる?なんて心配になりますよね。
どうしてこんな焦げ臭いにおいがしてしまうのか、その原因をご紹介していきます。
セラミックヒーターが焦げ臭いのはなぜ?
ヒーターから焦げ臭いにおいがすると、ちょっとやばそうな感じがしますよね。
もしも中で何かが燃えていたり異常事態が起こっているのなら、火事になってしまう危険性だってあります。
秋口は気温が低くなると共に空気も乾燥してきだすので、火事の原因となるものはより一層注意しなければいけませんね。
セラミックヒーターから焦げ臭いにおいが出てくる原因は何か?
一番の原因はヒーターに付いている埃だと考えられます。
特に何年も長く使っているヒーターは気をつけて下さい。
筆者はアイリスオーヤマの安いセラミックヒーターを持っていますが、その取扱説明書には「焦げ臭いニオイがする場合は使用を注意してください」と記載されています。
安全確保のためにも、焦げ臭いにおいがする場合は直ちに使用を中止しましょう。
まずはセラミックヒーターのフィルターを掃除をしてみる
使用を中断してセラミックヒーターをチェックしましょう。
一番先にチェックしやすいのがフィルターです。
チェックするときは電源は必ず抜いて下さいね!
通常、どのセラミックヒーターもフィルターの掃除ができるようにパカッとパネルが外せるようになっています。
フィルターにほこりが溜まっている場合は掃除機で吸うなどして埃を取り除きましょう。
フィルター掃除は一か月に一回程度は必要。
掃除するときには水洗いは推奨されていないので、掃除機で吸い取るか外でパンパンとはたくかにしましょう。
こまめに掃除していても、結構な量の埃がたまっているものです。恐ろしいくらいに…。
埃が舞い上がるので掃除の時はマスクは必須ですー!
目にもほこりが入ってくることがあるので、できれば眼鏡もしていたほうがおすすめです。
また、フィルター以外にも、温風吹き出し口や吸気口も埃がつきやすいのでチェックします。
綺麗に掃除してから長期間保管していた場合でも、保管方法や保管場所によっては埃が溜まっていることもあります。
フィルターや吹き出し口を綺麗に掃除してもまだ焦げ臭いにおいがする場合は次の章へ↓
セラミックヒーター内部にはほこりがたまる
セラミックヒーター時を掃除して綺麗になっても焦げ臭い臭いがする場合は、表から見えない内部に相当埃が溜まっているかもしれません。
掃除をしてお手入れをしているといっても、わざわざドライバーを使ってネジを開けて分解し、内部の部品の細かいところまで掃除している人はほとんどいないのではないでしょうか。
これはセラミックヒーターの弱点ともいえるのですが、内部にあるヒーター部分はほこりが溜まりやすく目詰まりしやすいんです。
焦げ臭いにおいが取れない場合は、このセラミック発熱体やその周りにたまっている埃やカビ等が焼けているニオイの可能性があります。
ここが埃で目詰まりしてしまうと、焦げ臭さや温かい風が出にくいなどの症状が起こります。
長年使いづつけている場合は、お宅のセラミックヒーターも、
この内部のヒーター部分に埃が溜まりまくっている可能性があります。
中には、分解して綺麗に埃を取り除いて掃除する人もいますが、
電気や電化製品の知識がない素人がそういう行為をするのは非常に危険です。
取扱説明書にも警告として「分解・修理・改造をしないでください」と記載されています。
それこそ変に触って火事でも起きたら大変です。
ヒーター部分にこびりついた埃は取りようがありませんので、ここがセラミックヒーターの寿命だ…と考えた方がよいかと思います。
まとめ
セラミックヒーターから焦げ臭いニオイがするときの原因をあげました。
埃はどうしても溜まってしまうもので、掃除のために分解するのも危険。長年愛用してきた場合は、愛着もわき手放すのが悲しいこともあるかもしれませんが買い替え時がきたのかもしれません。
安全のためにも、新しいヒーターの購入を検討されてみてもいいのではないでしょうか。
>>セラミックヒーターの寿命の見極め方、古いと漏電の危険性もあり…?