世界の中でも日本は自然災害が多い国。
地震だけではなく台風による被害も多く、台風によってもたらされる風害による家屋破損、高潮による浸水被害は人々の日常生活を奪います。
元の生活に戻していくのは相当な時間と労力がいるものであり、被害に遭われた方の心労もとても大きいもの。
そんな時にお見舞いを贈る場合は一体どうしたらいいのか、ご紹介していきます。
台風で被害に遭った方へのお見舞いの仕方
まずは、その方がどんな状況なのか確認します。
慰めの言葉と共に、自分に何かできることがないか?何か必要なものはないか?など必要な支援はありませんかと声をかけましょう。
被害に遭われてから直後の場合は、生きていくうえで今すぐに必要なものを贈る物資の支援やお手伝いが役立ちます。
食料品・寝具・衣類(女性の場合だと下着や生理用品なども)・タオル・日用雑貨・医薬品。
特に水が出なくて洗濯などの洗い物もできない、お風呂にも入れない状況の場合は、タオル・シーツ・衣類はとても助かると思います。
水害などの被害で家の掃除が必要な場合は、モップ・雑巾・軍手・高圧洗浄機掃除用具なども喜ばれます。
自分がもし被災したと考えた時、これが欲しいと思うものを想像してみましょう。
近場ですぐに駆け付けられる距離ならば、上記で紹介した必要そうなものを持っていったり、がれきの撤去、泥水をかきだすなどのお手伝いをするのも、被災された方にとって非常に助かる事です。
被害に遭われた方は精神的にも相当なショックを受けている事でしょう。
そこで誰かが手伝いに来てくれ寄り添ってくれるというのは本当に心の支えになると思います。
遠方で今すぐにお手伝いできない場合は、まずはその方と連絡を取り状況を確認してください。
すぐにでも伺いたいものの行けないことは仕方のないことです。
必要にしている物資があればすぐに送ります。
ただし大規模な災害の場合は、物資を送るためのルートが遮断されてしまっている可能性もありすぐに送れない場合もあります。
この時は一旦待機し、ルートが復旧してから必要な支援物資を贈りましょう。
災害に遭われた方へのお見舞いは現金も喜ばれる
災害発生からすこし落ち着かれたくらいのタイミングで見舞金を贈るのもとても助かるものです。
国や自治体から支援金が出る場合もありますが、出るのは数ヵ月後かかることも多いです。
生活再建のためには、家財道具などを買いなおさなければいけなかったり、家を修理するために膨大な修理費がかかることもあります。
床上浸水した場合は、被害の程度によりますが浸水した部分のほとんどが使えない状態になります。
畳の打ち替えや家具電化製品の買い換えなど、考えただけで本当に大変ですよね…。
そんな時に一番助かるのはやはり現金ではないでしょうか。
この場合は、贈りたいと思う相手方が目上の方だとしても、見舞金を贈る場合は目上の方に現金をお渡しするのは失礼になりません。
災害でお渡しする見舞金の金額はいくらがいい?
ではお渡しする見舞金はいくら包めばいいのでしょうか。
これはその方との間柄や親しさの程度によります。
◆見舞金の目安
親類…1万円
特に親しい親類…3万円
友人や知人…5千円
親しい友人や知人…1万円
兄弟…2万円
親しい兄弟…3万円
両親…10万円
こちらはあくまでも目安なので、自分の包みたいと思う金額を包めむのが良いでしょう。
最低でも5千円~1万円、特に親しい間柄なら最低1万円、というところでしょうか。
非常事態なので多くて困るということはありません。
自分のお財布との兼ね合いで決めて下さい。
注:見舞金を贈る際は…
近場の方で見舞金を直接お渡しできる場合でも、封筒に入れてお渡ししましょう。
遠方の方の場合は、口座へ送金などの方法もありますが、封筒に入れ現金書留で送るのが良いです。
◆封筒の書き方
白無地封筒に包みます。水引や熨斗は不要です。
急な事なのでのしは使わずに封筒の真ん中上のところに「御見舞」「災害御見舞」と書きましょう。
真ん中の下の所には送り主の名前をフルネームで書きます。
毛筆で書くのが一番ですが、筆ペンや太めのフェルトペンでも可。
まとめ
台風による被害を受け被災された方へのお見舞いの仕方をご紹介しました。
精神的にもつらい時に受ける支援は心の支えとなり励まされることだろうと思います。
少しでも早く元の生活に戻れるように、お手伝いできることがあればお手伝いし、必要な物資があれば送りましょう。
見舞金も非常に助かる事と思います。
>>災害時にあったら便利なカセットコンロ購入時の選び方のポイントは?おすすめの商品も紹介しています。