春や秋は洋服の衣替えシーズンですね。
しまっていた洋服を引っ張り出してみたらビックリ!
仕舞うときにはなかったはずのシミや黄ばみが出てる……
お気に入りの洋服が黄ばんでしまうとさらにショックは大きいです。
どうしてこんな黄ばみが出てくるのか?
黄ばみの落とし方をご紹介していきます。
洋服の衣替え、黄ばみで変色する事がある
衣替えで洋服を仕舞うときにはなかった黄ばみができてる…
見つけた時は驚きですが、これって実はあるあるだったりします。
特に白系の服によく出ます。
そして、女性の服よりも男性の服の場合が多めの模様。
夫のTシャツやカッターシャツが黄ばんでしまった…なんて主婦の方多いです。
まだ着れる服やお気に入りの服が黄ばんでしまったらショックだし困りますよね。
洋服が黄ばむのは、いったい何が原因なのか。
前回の衣替えで洋服を仕舞うときに何かダメだったことがあるのでしょうか?
衣替えで洋服に黄ばみが出てしまった原因
長期間保管していた洋服に黄ばみが出てしまう原因は、
仕舞う前に洗濯していても落としきれなかった汗や皮脂や、すすぎが十分ではなかったために残ってしまった洗剤などが繊維に残留してしまい、時間が経つと共に酸化して黄色く変色してしまったと考えられます。
私たちの体から出てくる、汗・皮脂・角質には脂が含まれているんですが、脂は水には溶けません。
洗濯機で普通に洗って目で見た時にピカピカに綺麗になっていても、繊維内には皮脂汚れがドンドン蓄積されていきます。
白い服(Tシャツ・カッターシャツetc…)に目立ちやすく、肌との密着度が高く、汗が出やすい部分の、襟袖・脇・袖口に黄ばみが出やすいです。
皮脂分泌の多い男性の場合は特に出やすいですね。
黄ばみの他には、こもったような脂のニオイが洋服についてしまうこともあります。
これも全て落とし切れなかった皮脂汚れや洗剤が原因です。
皮脂汚れの残留が変色した以外で考えられることも…
洋服を仕舞う時に一緒に入れていた防虫剤が原因の場合もあります。
防虫剤って、いろんなメーカーから商品が出てますし種類も豊富にありますよね。
薬剤には種類があって、ピレスロイド系・樟脳(しょうのう)・ナフタリン・パラジクロルベンゼンに分類されます。
樟脳(しょうのう)・ナフタリン・パラジクロルベンゼンは、違う種類の防虫剤と併用すると薬剤が溶けてしまい、衣類について変色したりシミになってしまうことがあります。
衣替えでしまってた衣類の黄ばみの落とし方は
黄ばみを綺麗さっぱり落とす方法!!
【用意するもの】
・粉タイプの酸素系漂白剤(「ワイドハイター粉タイプ」や「カラーブライト」)
・お湯(40度~50度)
・バケツや桶etc
【落とし方】
バケツ等にお湯を入れ、粉末の酸素系漂白剤を入れてよく溶かします。1Lに対して大さじ1杯程度の高濃度で。
お湯の中に服を入れて1~2時間浸け置きしてください。
その後、たっぷりの水でよくすすぎます。
これでも落ちない場合…
洗濯用の固形石鹸を使います。
洗濯用固形石けんをお湯を使って泡状にして、黄ばみの所を入念に揉み洗いしてから、洗濯してみてください。
液体の酸素系漂泊剤では漂泊力・除菌力が弱いので、粉タイプがおすすめ。
汗や皮脂などの体から出る汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤で洗う方がよく落ちます。
液体洗剤は中性が多く、粉末洗剤はアルカリ性が多いんですね。
洗剤ボトルの裏表示をチェックしてみてください。
また脂汚れを落とすには、水では溶けないのでお湯を使うことが重要。
お湯を使うことで洗剤も溶けやすくなります。
まとめ
衣替えで長期間保管していた洋服に出てしまった黄ばみは、落とし切れていなかった皮脂汚れや洗剤が原因の事が多いです。
今回ご紹介した落とし方で大半の黄ばみは落とせると思うので、ぜひ試してみて下さいね。