季節の変わり目
衣替えでしまっておいた洋服たちを出した時に「なんかカビ臭い!!!!」カビのニオイが洋服に染みついてしまったら着れないじゃない!困りますよね。
なんとしてでもカビクサイのは落としたいですよね。
しかも洋服にかび臭さがついてしまっている場合は、保管場所のタンスまでもカビ臭くなっている事があります。
今回は、洋服に着いたカビのニオイ、タンスについてしまったカビのニオイを落とす方法をご紹介します。
洋服の衣替え、服がカビ臭くなる原因
衣替えの為、久しぶりにしまってあった服を出してみたらなんか変な臭いがする…
これって結構あるあるなんです。
◆どうしてカビ臭くなった?
保管していた収納場所の湿気が原因と考えられます。
目に見えませんが、カビ菌ってそこらじゅうにいて、室内の空気1m³中に数個~数千個のカビの胞子が浮遊しているそうです。
条件がそろえば付着して繁殖。
湿度・温度・栄養 この3つが揃えば「過ごしやす~い!うほほーい\( ‘ω’)/ワラワラワラ」と増殖し始めます。
空気中には常に一定の湿度が保たれています。
収納場所の衣装ケース・タンス・押し入れなどは、閉めっぱなしにすることがほとんどなので、たまには開けて換気をしておかないと、空気が流れない・動かない→湿気が滞留して溜まりやすい、そして温度もある程度保たれているし、服の繊維や汚れなどの栄養があるためにカビが繁殖しやすい場所なんですね。
空気の流れがなかった
湿度が高かった
この2点が洋服がカビ臭くなった主な原因と考えられます。
なお、筆者も経験済みです。(人生何事も経験が大切というような言葉はどこかで耳にする事がありますが、できれば経験せずに過ごしたかった)
確かに収納場所の換気を怠っていたんですよね。反省しました。
洋服についたカビ臭いのを取る方法
洋服についてしまったカビは落とせるものと、落とせないものがあります。
服に付くカビには白カビと黒カビの2種類あります。
簡単に落とせるのは白カビ。
落とすのが難しく困難なのは黒カビ。
白カビの場合は水洗いできる衣類の場合、洗濯でかび臭さを落とすことができます。
白カビの落とし方
家で洗濯できる洋服の場合
【用意するもの】
・45度くらいの熱めのお湯
・酸素系漂白剤
45度くらいの熱めのお湯に、酸素系漂白剤をつけおきの分量を目安で入れて溶かします。
1~2時間ほど浸け置きします。
そのあと普通に洗濯して干します。
ドライ表示の洋服はクリーニングに出しても大丈夫です。
さて…、厄介なのは黒カビ
黒カビは根っこの部分に黒い色素がついています。
この色素がこれまた強力で、服の繊維の奥深くまで根っこが絡みついている場合は、洗っても黒カビの根っこが残り見た目は黒いまま。
白カビのように普通に洗濯したところで簡単には消えてくれるような相手ではない…!
一応、黒カビ除去方法はあるのはあるらしいのですが、テクニックが必要だったりと職人技の域なんだそうです。
素人で行うのは難しい為、クリーニング店に持っていってみて一度相談してみるのが良いでしょう。
あまりにもひどいカビの場合は断られることもあるかもしれませんが物は試しです。
タンスについたカビの臭い取り方法
はい!次はタンスや押し入れなどです。
服にカビがついてしまっていた場合、元々保管していたタンスや押し入れにもカビくさい臭いがついてしまっていることがあります。
そのままの状態でまた新たに服を入れてしまうと、再び服にカビのニオイがついてしまうという最悪なローテーションになる危険性が。
それに、かび臭いままタンスを放置しておくのも嫌ですよね。
仮にカビ臭くなかったとしても保管していたタンスや押し入れも念のため掃除して綺麗にしておくのがベストです。
タンスに付いたカビ臭いのを取る方法
タンスや押し入れを、1~2日間ほど全開にしておきましょう。
できればカラッと晴れた日を狙って窓も開けて部屋全体の空気を入れ替えます。
サーキュレーターや扇風機で空気の流れを作るのもおすすめです。
とにかく換気させましょう。 軽度の場合はこれでかび臭いのが取れます。
これでも取れない場合は、ハイターの出番
キッチンハイターをキャップ一杯ほど、水を張ったバケツに入れて雑巾を絞ります。
タンスや押し入れ全体を雑巾がけした後に、よーく乾かしましょう。
かび臭さを取ったあとは、再びカビが繁殖しない為の対策も必要!
厄介なカビを繁殖させてしまう前に、カビを繁殖させない環境を作っていきましょう。
まとめ
しまっていた服がカビ臭くなってしまった原因や、カビ臭さを落とす方法をご紹介しました。
黒カビの場合は落とすのが厄介ですが、白カビ程度なら自宅でも簡単に落とすことができます。
黒カビの場合は、クリーニング店や専門店にもっていって相談された方が良いと思います。
もうカビをはやさないためにもタンスや押し入れも綺麗にして今後は保管方法にも気をつけましょう。