衣替えシーズン、収納タンスや衣装ケースにこれからしまう洋服たちは洗濯しますか?しませんか?
仕舞う洋服をこれから一期に洗うのも面倒くさいし、見た目も汚れてないしそのまま直すのでもいいやって思っていませんか…|ω・`)
もしも洗濯せずに洋服を長期間保管したらどうなるのでしょうか。
衣替えの時は洗濯してからしまうもの?
衣替えで長期間保管する場合は、洗濯は必須です。
一度洗濯してから着ていないものでも、長期間保管する場合は、水洗いできるものは洗濯してから衣装ケースやタンスなどに収納しましょう。
特に、ヘビーローテーションで着る回数が多かった服は特に入念に洗っておいた方が良いです。
自宅で洗濯できないものはクリーニングへ。
仕舞う前に必ず洗濯が必要なのはなぜ?
目に見えないので普段は気づかないですが、洋服は着衣→洗濯を繰り返しているうちに、”皮脂汚れ” ”落とし切れなかった洗濯洗剤や柔軟剤”が繊維の中に徐々に蓄積されていきます。
洗濯機で洗って綺麗にしているつもりでも、実は繊維の奥まできちんと汚れを落とせていることって少ないんです。
皮脂汚れは頑固で水では落ちにくく、最近の洗濯機は節水モード機能がついている物も多く、少ない水量で洗濯できるようにされていますが、これではすすぎ不足になる事も多いのです。
次のシーズンまでの約半年間の間ずっと保管することになると、繊維の奥まで入り込んだ目に見えない汚れもきっちりと落とし切っていないと、半年後に再び服を広げた時に「なんじゃこりゃ~」な状態になる事があるです(;”)
「なんじゃこりゃ~」とは…↓次の章で詳しく説明します↓
衣替えの時に洗濯しないで仕舞うとどうなるの?
洋服はしっかりと汚れを落としてから保管しないと黄ばみやニオイが発生する可能性があります。
その他にも、カビや虫食いなどを招きます。
気持ち悪いですよね。
皮脂汚れの蓄積は放っておくと酸化してしまい洋服の黄ばみを招きます。
汗の分泌量が多い、襟・袖口・脇 部分は入念に汚れを落としておく必要があり、特に白い服は黄ばみが目立ちやすいので要注意。
こもったような脂クサイにおいが出ることも。
また、汚れを栄養源にしてカビや虫食いなどが発生する可能性があります。
洋服に黒カビが一度でも生えてしまうと、服に黒い色がついてしまい、この色は落とすことはとても困難。
虫食いは、皮脂汚れだけではなく、衣類についた食べこぼしにも寄ってきます。
大切な洋服に穴があけられてしまうかも…。
きちんと洗濯せずに洋服を長期間保管する=服をダメにすること、とも言えますね。
しっかりと洗ってから収納することがとても大切。
しっかりと汚れが落とすことができる洗濯の仕方を次の章でご紹介します。
衣替えで衣類をしまう時の洗い方のコツ
衣替えで衣類を仕舞う場合は、半年後1年後に衣類に黄ばみが付かないように”しまい洗い”をしておきましょう。
まず最初に、洗濯槽も綺麗である必要があります。
ちょっと面倒ですが、事前に洗濯槽クリーナーなどで洗濯機を洗浄してピカピカにしておきます。
洗濯槽を綺麗にしたらいよいよ洗濯開始!
Tシャツやカッターシャツなどの脂汚れが付きやすい袖口・襟元・脇部分は、固形洗濯石鹸でしっかりと揉み洗いをします。(特に白系や色が薄い物は丁寧に落としておきましょう)
いつも通りの通常の洗濯をします。
※洗剤は粉洗剤のほうが洗浄力が強いのでおすすめ。よく溶かしてから使ってください。
水量は自動設定のものより多めに、たっぷりの水ですすぐようにしましょう。
普通に洗ったあとに”漂白処理”をします。
漂白処理の仕方
①洗濯槽に45~50度に熱めのお湯を入れます。
②お湯の量に合わせて適量の粉末酸素系漂白剤を入れて数分程度撹拌して溶かしましょう。 ※この時に洗剤は入れません。
③洗濯しておいた衣類を入れます。
④10分ほど撹拌した後に、1時間ほど放置して漬け置き。
その後、洗濯機の自動コースで良いので普通にすすぎ洗い→脱水をします。
⑤天日干しさせ十分に乾燥させます。
ポイント
・酸素系漂白剤には、液体と粉末がありますが、粉末の方が皮脂汚れが良く落ちるので必ず粉末を使う。
・冷たい水では汚れが落ちにくいので熱いお湯を使って洗います。
少し手間がかかりますが、大切なお洋服に黄ばみやカビを出さない為にも、普段の洗濯にプラスひと手間かけてしまい洗いをしておきましょう!
まとめ
衣替えでこれからしまう洋服は、洗濯をしてきちんと汚れを落としてからなおすようにしましょう!
もしも、黄ばみやカビがでてしまったという場合の対処法はこちらにも載せているので是非ご覧になってくださいね。
>>衣替えで久しぶりに出した服に黄ばみが…どうしたら落ちる?