少し前から世の中は猫ブームになりましたね。
これを書いている2018年は戌年ですが、まだまだ猫人気は衰えなさそうです。
そして何を隠そう(別に隠さなくてもいいんですけど)筆者は大の猫好き。
母が猫好きだったのもあり物心ついた時から猫が大好きでした。
私が幼稚園くらいの時、クリスマスの時期にサンタさんへの手紙に、
『猫ちゃんが欲しい!猫ちゃんがうちに来ますように…』としたためる程に幼少期から猫愛を抱いてました。
結局その頃は、サンタさんへ宛てた手紙の甲斐もなく、クリスマス当日に猫のおもちゃのぬいぐるみを渡され、
小さいながらもめちゃくちゃがっかりした記憶が今でも色濃く頭にへばりついております。
そんな筆者も大きくなり(30代へと華麗に波乗り)一人暮らしを始め、
今年に入ってから猫さんとの縁が繋がり、現在は人間1人&猫1匹で生活しております。
一人暮らしで猫を飼うまでの経験を踏まえながら、
『猫を飼いたいけど一人暮らしでも大丈夫なの?』と悩まれてる方の不安や疑問を少しでも解消できたら良いなと思い色々とご説明していきたいと思います!
猫は一人暮らしでも飼える
冒頭でもご説明したように筆者も実際に一人暮らしで猫を飼っていますし、
一人暮らしの環境でも猫は十分飼えます。
よく言われますが猫は犬と違って単独行動を好む生き物です。
本当に自由気ままに行動しますので、
遊びたい時はそこらへんにあるものを何か見つけて遊び、
ご飯を食べたい時は食べ、
寝たい時は居心地の良さそうな所を見つけて寝ています。
猫の語源の一つに、
猫は夜行性で昼間はよく寝ているから、よく寝る子→【猫】となったという説があるように(諸説あり)
本当によく寝ます。
猫の睡眠時間は16時間ほどだそうで、
そのうちでも熟睡しているのは4時間程なので、ほとんどうたたね状態だそうですが。
仕事で飼い主が不在の時でも寝ていることが多いです。
また夜行性とも言われますが、(外飼いされてる猫さんや野良猫さんの場合は除き)
室内飼いの猫さんはある程度飼い主の生活リズムに合わせてくれます。
・筆者の実家にいる猫さん達の場合
両親とも共働きで日中は家に誰もいないことが多いのでほとんど寝ています。
両親が仕事から帰ってきたら、ムクッと起きだし、あくびをしながらお出迎えしてくれ(笑)
人間が寝る時間の23時頃になったら一緒に布団に潜り込んでまた寝ています。
たまに夜中に起きてドタバタと走り回ったりしていましたが。
・筆者の家の猫さんの場合
筆者は家で仕事をしていることが多いのですが、
日中はほとんど寝ており、たまに起きて遊んだりご飯を食べたりをしています。
夜は23時頃からシャキーン!と目覚めていることが多いですが、
筆者が寝る時間の1時~2時くらいには一緒のタイミングで猫さんも寝ています。
このようにある程度は飼い主のリズムに合わせてくれ、人間が居ても居なくてもよく寝ています。
飼い主が家を空ける時間が長くてもお留守番は問題なくできますし、
猫さんは1人遊びも得意なので、一人暮らしの方でも猫さんを飼うのは問題はないでしょう。
(長期間、家を空けるなどの場合はまた別です)
ただ猫さんの性格も人間同様に様々ですし、寂しがりやな子や構ってほしい子などもいます。
猫さんの性格に合わせて、帰ってきた後などに猫さんが甘えてきた時などは、たーっぷり愛情を注いであげましょう。
猫を飼う部屋の広さはどのくらいあればいい?
猫さんを飼うにあたって部屋の広さも気になりますよね。
筆者の家の間取りは1Kで約8畳ほど(全体で約20㎡ほど)の広さです。
決して広いとは言えない(むしろ狭い…汗)という部屋ですが、
そんな部屋でも猫さんは快適に過ごしてくれているようです。
実際、猫さんを飼う時に重要なのは広さよりも高さとなります。
猫は元々、外的が少なく周りが見渡せる木の上で過ごしていたといわれ、
今でもその名残があり高いところに登っては周りを見下ろしているのが好きです。
高い場所は猫にとって安心できる場所なんですね。
家の中でどこか高いところへ登れるように工夫してあげれば、狭い部屋でも問題なく猫さんに過ごしてもらえます。
筆者の場合も、今の部屋に猫さんを迎える時は、
『部屋狭いし猫さんにとってストレスにならないだろうか…』と若干心配していましたが、
高い場所に居れるよう&上下運動ができるように160cmくらいのキャットタワーを用意して部屋の窓際に設置してましたら、
そこがお気に入りの場所となったようで、一日の大半をキャットタワーの一番上で過ごしています。
1Kの部屋ですが、本猫はストレスを感じているような気配もなくのんびりと過ごしてくれている様子です。
筆者の住んでいる賃貸マンションでも同じ間取りで猫さんを飼ってる方は多いようですし、
8畳くらいの広さでも十分猫さんは飼えます。
部屋が狭くて心配な方は、キャットタワーを置くなり、家具の上に登れる配置にしてみたりなど
高さを出す工夫することで狭い部屋でも猫さんに快適に過ごしてもらえると思います。
猫に必要なお世話はどのくらい?
猫さんを飼う場合に必要なお世話ってどのくらいでしょうか。
猫さんに必要な毎日のお世話をざっとあげれば、
・猫トイレの掃除
・ごはんをあげる
・10分~15分程おもちゃなどで一緒に遊んであげる
・ブラッシングや触れ合いの時間を10分ほどは作ってあげる
くらいでしょうか。
猫さんは毛づくろいも自分でして体は本当に綺麗なので、
体がめちゃくちゃ汚れる事がなければお風呂に入れる必要もないし、
トイレもきちんと教えれば猫トイレで上手にしてくれます。
犬さんよりは毎日のお世話に手間はかからないと言っていいでしょう。
もちろんこれは健康な猫さんの場合です!
病気で治療が必要な猫さんの場合は、動物病院へ通院させたり、お薬を飲ませて上げたりしなければいけませんので、
その分の時間やお金はかかってきます。
また避妊去勢手術が必要な場合はその処置も必要になってきます。
毎年のワクチン注射や、ノミ予防のお薬なども出来ればしてあげた方が良いでしょう。
筆者の場合は…
・猫トイレの掃除(猫用のシステムトイレなのですごく楽ちん)
・ご飯をあげる&おやつにチャオちゅーるをあげる
・猫さんに嫌がられ軽く噛まれながらもブラッシングを少しする&その時に健康チェックもする
・おもちゃで遊ぶのが好きな猫さんなので最低15分程は一緒に遊ぶ
ということを毎日しています。
我が家に来てから少し経った頃に、
片目をショボショボさせていたので動物病院へ連れて行き目薬を出してもらいましたが、
その時は1週間ほど朝晩両目に一滴ずつ目薬をしてあげてました。
猫さんの体調や必要に応じてお世話が増える場合はありますが、
健康な猫さんの場合、毎日のお世話はそこまで負担になるようなものでもありません。
まとめ
一人暮らしの環境でも猫さんは十分飼うことができます。
猫はお世話もそこまでかかりませんし、お留守番もちゃんとしてくれます。
なにより猫のいる生活は本当にいいものです。
筆者も家に猫さんが来てから生活に張り合いが出てきて、
「猫さんの為にもがんばらないと!」と気合いが入りました。
もちろん安易に猫を飼うことを決めるのはおすすめしませんが、
パートニャーがいるのは本当に良いものですよ。