台所の排水口にコバエが突然発生するのはなぜ?駆除と対策方法をご紹介
気温が上がってくると虫が活発になる季節。
家の中でも害虫と言われる虫たちが出てくる可能性が高くなってきます。
その中でもコバエは特に鬱陶しいですね。
水や食べ物を扱う場所のキッチンは家の中でも要注意の場所。
気を付けているのに、キッチンの排水口からコバエが急に発生して困ることがあります。
なぜ排水口から突然発生してくるのでしょうか?
疑問解決と、駆除&対策方法をご紹介していきます。
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目次
台所の排水口にコバエが急に発生するのはなぜ?
コバエがキッチンの排水口から発生してくる原因は、いくつか考えられます。
■排水口と繋がっている排水管が原因の可能性
もしもご自宅の排水口の下に通ってるパイプは直線の場合、下水からパイプを通って上がって来ることがあります。
集合住宅の場合は、キッチン以外のお風呂場やトイレや洗面所などの他の排水口と繋がっており、(マンションの作りよっては他の部屋の排水口)
台所以外で発生したコバエが排水管を伝って出てきているかもしれません。
■排水口のトラップ部分にカスが残っている
台所の排水口の水の溜まっている”トラップ”と言われる箇所に、
食品カスが残ってしまっており、これが原因でコバエが増えている可能性もあります。
■排水菅と床の部分の隙間が空いている
シンク下の配管と床もしくは壁の隙間はちゃんと埋まっていますか?
隙間があると侵入経路になり得ます。
排水口のトラップ部分や排水菅あたりを見てみても発生源が明確にわからない場合は…
排水口回り以外に原因があるのかもしれません。
例えば台所の窓の外周辺に不衛生なものがあるとか、
付近に飲食店やコンビニエンスストアがあって衛生管理が悪いなど。
衛生管理の悪い家や部屋が近くある場合もコバエの発生原因となります。
例え網戸にしていても、網戸の網目が大きかったり、網戸とフレームの間の少しの隙間から容易く侵入してきます。
外と繋がっている換気扇からも入ってくることがあります。
こうやって外から入ってきたコバエたちが排水口に集まっているのかもしれません。
どうしようもないくらいコバエの発生が酷くて我慢できない場合は、一度自治体に相談してみるのがいいと思います。
室内で飛んでいるコバエ成虫は、交尾→産卵を繰り返し、新たな幼虫が生まれます。
放っておくとコバエ天国になりかねません。
発生源を突き止め、成虫、幼虫どちらの駆除&対策はとっても重要となります。
コバエが排水口に発生した時の駆除方法
排水口でコバエが発生してしまった場合の、駆除方法をご紹介します。
飛んでいるコバエを駆除する場合
■捕獲して駆除
台所のような食べ物を扱う場所では、キンチョールなどの殺虫剤は使いにくいですよね。
昔から使われている、ハエ取りリボンをつけておくとプーンと飛んでるコバエを捕獲して退治することができます。
ハエ取りリボンでは見た目が気になるわ…という方は、
”コバエほいほい”のように、置いて使うタイプの捕獲器がおすすめです。
プンプンあちこちに飛んでいて自分じゃ上手く駆除できない場合に鬱陶しいコバエを引き寄せて捕まえてくれるので便利ですよ。
■アルコールスプレーを吹き付けて駆除
コバエにはアルコールスプレーがすごく効きます。
吹きかけると速攻でやっつけれます。
台所でも使用OKなアルコールスプレーも沢山売られているので、
万が一食品や食器にかかっても問題ありませんので、存分にコバエ退治できます。
しかも、その後アルコールの匂いが有る間はしばらく寄ってきません。
難点は、アルコールスプレー噴射の時の勢いでコバエが吹き飛んでしまうことがあります。
コバエに対し真上から掛けるか真横から狙いスプレーしましょう。
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排水口にコバエのタマゴが産み付けられている場合
■排水口に熱湯や氷水を流し込む
熱湯かキンキンに冷えた氷水を発生源である排水口に流し込むと、
コバエのタマゴや幼虫が死滅します。
コバエの成長に必要な温度は大体25度くらい。
熱湯や氷水で、コバエの幼虫が成長できない環境にします。
■パイプクリーナーを使う
パイプユニッシュや、排水口コバエ駆除専用の薬剤を流し込み、
排水口と配管に潜んでいるコバエのタマゴと幼虫を駆除します。
コバエを排水口から発生させない為の対策方法
コバエを駆除したあとは、再び発生させないような環境作りがとっても大切です!
排水口付近は定期的に掃除をしておきましょう。
ちょっとの食品カス等で増える可能性もあります。
■排水口は徹底して綺麗に!
排水口カバーは使わなくなった歯ブラシや専用の小さいブラシでこすって汚れが付いたままにしないようにします。
排水口ゴミ受けも、細かいところに汚れが付きやすいのでブラシでゴシゴシ洗って、、
水で薄めたハイターに浸すか、泡ハイターをシュシュっと吹き付けておき、漂白洗浄しましょう。
水の溜まっているトラップ部分も、ブラシやスポンジでゴシゴシ洗い、
水をたっぷり流し込み洗い流しておきましょう。
パイプクリーナーを使って定期的にパイプの洗浄もしておきましょう!
キッチンの排水口だけでなく、お風呂場や洗面所などの排水口も発生源となる可能性があるので、
パイプクリーナーで洗浄しておきましょう。
幼虫を発生させないように徹底的に綺麗にしておきます。
■排水口と床や壁隙間がある場合は…
流しの下の排水口に隙間がある時は、ガムテープや大き目のマスキングテープなどで隙間を完全にふさいで下さい。
コバエ以外では、ゴキブリなど外部からの侵入も防ぐことができます。
■換気扇や網戸などの隙間を塞ぐ
外からの侵入も防いでおきましょう!
・網戸から入って来れないように、網戸専用の虫よけ薬剤を吹き付けておく。
・フレームと網戸の間に隙間があるなら、侵入対策用のモヘアテープを貼って隙間を防ぐ。
・換気扇カバーやフィルターを取り付けて、室内に入れないようにする。
■生ごみ処理も念入りに!
コバエはほんの少しの食品カスや食品汁や小さな隙間からも入り込んで増えていきます。
生ごみは袋に入れ、口をネジってきつく縛り、蓋つきのゴミ箱に入れておきましょう。
ゴミ箱周りやシンク周辺もアルコールスプレーで常に拭いておくのもコバエを寄り付きにくくできます。
家の中に入らせない、繁殖させない
この2点がかなり重要ですよー!
夏場は特に注意しておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
コバエは発生源を突き止め対策しておかないと、いつまで経っても消えてくれません。
排水口が原因だとしても、
・排水口トラップ部分で繁殖して発生しているのか
・台所とは別で発生しており、排水管やその隙間から入り込んで台所の排水口からも出てきているのか
・外部から侵入してきて、食べカスや生ごみのある台所の排水口まわりに集まっているのか
様々なケースがあります。
じっくり原因を突き止め対処していってくださいね。
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