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ポインセチアに付く白い虫は何!?駆除の仕方や予防方法をご紹介

 

大切に育てているポインセチア、よ~く見てみると葉っぱの裏に白い虫が沢山ついてる~!!

植物に虫が付くのは仕方ないとわかっていても、目の当たりにしてしまうとめちゃくちゃ気持ち悪いですよね…

葉の裏にびっしりついていたら鳥肌ものです。

この白い虫の正体は一体何なのでしょうか?

やっつける為の駆除方法や、また害虫が付くのを繰り返さないための予防方法についてもご紹介していきます。

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目次

ポインセチアにつく白い虫は何?

葉っぱの裏をひっくる返してみると、葉の裏びびっしりとくっ付いている見慣れない白い虫の正体は何なのか気になりますよね。

 

ポインセチアに付く白い虫で羽がついている虫は?

 

考えられるのはオンシツコナジラミかシルバーリーフコナジラミのどちらかの可能性が高いです。

 

こんなの→画像一覧

 

「”オンシツ”コナジラミ」の名前の通り室内生育している植物に付きやすいです。

ポインセチアの他にはトマトやなすやカボチャなどに付くことでも有名。

 

どちらの種類も成虫は体長1~2mmほど、白い羽を持っており葉の裏でじっとしていたり歩き回ったり飛び回りします。

 

卵は楕円形の形をしており、産卵直後は乳白色ですが徐々に黒っぽく変化。

幼虫は小判型のように平べったく若干黄色みがかった色をしています。

柔らかい新葉に卵を産むので、卵ー幼虫までは新しい葉っぱの方に多くいます。

 

卵から産まれて成虫になるまでが約28日。

発見するのがの遅かった場合は、葉の裏側に成虫・幼虫・マユの抜け殻・卵が盛大にびっしり付いていることも。

 

オンシツコナジラミとシルバーリーフコナジラミは一見良く似ているのですが、シルバーリーフコナジラミの方が羽が細く羽をたたんだ状態の時に羽の間に少し隙間ができます。
オンシツコナジラミは羽の先が丸っこく羽をたたんだ時に隙間ができません。

 

どちらの虫も人に対しての害はありませんが(不快というところでは不快害虫に該当しますが…)

放置していると、虫の排せつ物が原因でポインセチアがスス病になる可能性があります。

また植物の葉っぱから汁を吸う為、繁殖して虫の数が増えるほどポインセチアが弱ってくることもあります。

繁殖力も強く、早めに対処しておかなければ厄介なので、見つけたらすぐに駆除しましょう!

 

 

ポインセチアに付く白い虫で羽が生えていない虫は?

羽が生えていない白い虫の場合は、カイガラムシという可能性があります

 

こんなやつ→画像一覧

 

1~3mmくらいの大きさで小判の形をしており、白いワタのようなものを出してじっとへばりついていたり、ゆっくりと動き回っている奴もいます。

 

葉っぱの裏や、葉の生え際あたりなど、陰になるところについていることが多いです。

 

こいつらも植物の汁を吸っているわけですが放っておくと植物の元気がなくなってきて生育に影響が出たり、カイガラムシの排せつ物が原因でポインセチアがスス病になってしまったりと大変です。

 

また一度付くととても厄介な虫で早めに対処しなければ駆除が大変です!

 

次の章では虫の駆除方法をご紹介します。

 

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ポインセチアの虫駆除の方法

見つけてしまったら早めに駆除しておくことが大切です!

 

虫には悪いけど、ポインセチアを守るため頑張ってやっつけていきましょう。

 

 

オンシツコナジラミ&シルバーリーフコナジラミの場合

まずは、外に持ち出しましょう。

その時成虫が飛んでしまいそうなのが心配な方は、大きいゴミ袋を静かにそ~っとかぶせて、成虫が飛び散らないようにして屋外に持ち出しましょう。

 

外に運んだら袋をは外してポインセチアを揺さぶってポンセチアについている成虫を払います。

 

成虫がいなくなったら今度は葉っぱについている卵や幼虫を目で確認できるものは全てセロハンテープを使ってペタペタと取り除いていきます。

 

ベストガード粒剤やオルトラン粒剤など、裏面に「オンシツコナジラミ」と表記のある薬剤を規定量散布します。

 

土に混ぜるだけではなく、スプレーボトルで薄めたものを葉っぱの裏に散布するといいでしょう。
(注意)薄めた薬剤が肌にかかるとかぶれることもあるので注意して下さい。

 

卵やマユには駆除薬の効き目は薄くなるので、まずは1週間おきで様子を見ます。
気付いたらセロハンテープで捕殺、薄めた薬剤を散布を繰り返します。

 

 

 

カイガラムシの場合

目で確認できるカイガラムシは、つまようじなどの先の尖った細い物を使って全て取り除きます。

カイガラムシ用の駆除剤をポインセチア全体にふりかけます。

一度取り除いても見落としていたものや新たに成長したものがまたひょこっと現れてくる事が多いので、しばらくは注意してみておきましょう。

 

 

 

見つけたら捕獲→薬剤で、一か月の間は葉っぱの裏や茎の部分など目を凝らして注意深くメンテナンスしてあげましょう。

 

薬剤はあまり使いたくないという場合は、虫を窒息死させることができるデンプン剤を用いた安心して使える薬剤や、石鹸水を薄めたものを散布する方法もあります。

 

が、筆者の経験上、希釈率が難しくて植物そのものを弱らせてしまったり、あまり効果が見受けられなかったりしたので、植物にダメージを与えることなく虫だけ完璧に駆除したいのだったら薬剤を使った方が簡単で効果的です。

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ポインセチアに虫がつかないための予防方法

虫がついてしまうときはどんなに気を付けていても付いてしまうもんですが、それでも予防対策をしておけば虫が付く可能性に差は生まれてきます。

 

①風遠しをよくする

植物全般の育て方でよく聞く「風通しの良いところで管理してください」というこのフレーズ。

室内で植物を管理するときって風通しって本当に大切なんですね。

虫は風の流れに乗ってやってくるものもいますが、空気が滞留しているとジメジメとしてきます。

虫はジメジメとしたところが好きな奴が多いです。

土が濡れているのに風通しが悪いと様々な虫の発生原因となるので、風通しの良い場所に移動させたり、植物の位置を動かしてあげたり、サーキュレーターを使って部屋の空気の流れを作ってあげるとか、植物に新鮮な空気の流れを与えて下さい。

 

 

②葉っぱの裏を霧吹きする、葉拭きする

ジメジメしたところも良くないですが、乾燥しすぎも良くありません。

冬の室内だと暖房をつけて空気が乾燥しやすいので、植物の葉っぱが乾燥する可能性があります。

特にポインセチアは冬は成長が止まりお水の吸い上げも弱いので、水やりの回数は控えめにしなければいけませんが、葉っぱは乾燥するというアンバランスになるので、たまに葉っぱに霧吹きしてあげることで水分補給&虫予防になります。

 

葉っぱの裏を濡れたペーパーやフキンなどで拭いてあげるのも効果的です。

 

特にオンシツコナジラミは乾燥したところが大好きなので、定期的に霧吹きをしてあげると良いですよ。

 

 

③薬剤を定期的に散布しておく

頻繁にあげすぎると植物に良くないですが、
植え替え時や、剪定のときなどに定期的に薬剤を使っておくことで虫の予防になります。

 

 

さいごに

ポインセチアに付く白い虫はオンシツコナジラミ又はシルバーリーフコナジラミか、カイガラムシの可能性が高いです。

どちらも放置しておくとそのうち大繁殖したりポインセチアがスス病になってしまうことがあるので、見つけたら早めの対処をしておきましょう!

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