初詣に神社に行くと沢山のお札や縁起物が出ていますよね。
そんな縁起物の中の一つでも有名なのが破魔矢。
境内で破魔矢を片手に歩いてよく目にします。
今年一年良い年になるようにと自分もついつい破魔矢を授かってきた…!なんて人もいるんじゃないでしょうか。
お家に神棚がある場合は神棚に飾ればいいのですが、でもどうやって飾ればいいのか?わからない時ありますよね。
今回は神棚がある場合、破魔矢はどうやって飾ればいいのかお話ししてきます。
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破魔矢神棚があるときの飾り方は
神棚といっても各家庭によって大小さまざまだし、スペースの違いもあります。
また破魔矢の大きさも様々ですよね。
破魔矢を飾るときは、”神棚や床の間や鴨居の上などの正常な場所に飾れば問題ありません”とされています。
神棚がある場合は迷うことなくササっと神棚へ飾れば大丈夫なんですが、気になるのはその飾り方ですよね。
しかし、破魔矢の飾り方にこれといった決まりごとって実はありません。
「矢先の向く方向は今年の凶方位へなんたらかんたら…」とか細かくされる方もいますけど。
破魔矢発祥の神社である新田神社のお話しを見て破魔矢の由来を紐解いても、神社本庁監修の神社検定テキスト『神社のいろは』を読んでみても、方角の事は細かく書かれてはいません。
神職にお聞きしても、「頭より高い位置で清浄な場所に飾っていただければ大丈夫ですよ」との回答です。
なので、神棚の端の方に立てかけて置いたり、建てるのが無理なら横に寝かせて飾っても大丈夫です。
破魔矢の置き場所が神棚にない時は
破魔矢が大きくて立てかけると天井にあたる…
神棚のスペースが小さい…
などの理由で神棚のところに破魔矢が置けない場合は、破魔矢を飾るために取り付ける専用グッズやフックを使って神棚の上か下に横向きに掛けて飾るのがおすすめです。
神棚の神具 神前破魔矢掛け 桧 幅18cm奥行き7cm高さ7cm
これなら長い短い関係なく飾れます。
神様の御分霊が宿ったお札を納めているお社の屋根の上に置くのは避けておきましょう。
イメージとしてこんな感じ。
神棚以外にして玄関・リビング・床の間・鴨居の上など、清潔な場所で頭より高い位置に飾るのでも大丈夫です。
破魔矢はビニール袋から出した方がいい?
神社から授かってきた破魔矢のビニール袋は付けたままの方がいいのか?
外して飾った方がいいのか?迷われるかもしれませんが、どちらでも大丈夫です。
ビニール袋を取る取らないの違いで、神のご加護は変わりません。
こちらサイド(人間側)から考えてみると、見栄えがいいのはビニール袋を外している方かなと筆者は思います。
汚れを防ぎたい場合は、ビニール袋をつけたままでも良いですが埃がたまらないようにだけしておきましょう。
どちらにしろ、1年間清潔を心がけて綺麗に飾っておけば問題ありません。
まとめ
神棚に破魔矢を飾るときは立てかけておくか、横に寝かせておけば大丈夫です。
もし神棚に置く場所がない場合は、専用グッズや市販のフックて壁に掛けるように飾れば問題ありません。
清潔な場所で埃がかぶらないようにして一年間大切に飾りましょう。