真っ赤に焼けてしまった肌は火傷した時と同じ状態です。
うっかり焼いてしまいヒリヒリして痛い時など、どう対処すれば最善かご紹介していきたいと思います。
日焼けしたお肌のケア ヒリヒリする時は?
日焼けは火傷した時と同じです。
日焼けや火傷はダメージの深さによって1度~3度までの段階に分けられています。
皮膚が赤くなるだけで水ぶくれはできません。
傷跡が残ることもないです。
水ぶくれが出来、皮膚もめくれます。
浅いものであれば色素沈着、深いものであれば傷跡が残る可能性があります。
皮膚の大部分が壊死します。医療機関での治療が必要となります。
ヒリヒリして若干赤くなっている状態は、1度熱傷に分類されますね。
まず日焼けで肌が真っ赤にヒリヒリしてるときは冷やす事が最優先です。
普通に火傷した時も真っ先に水などで冷やしますよね。
保冷剤をガーゼハンカチなどにくるんで患部に当てて冷やすか、氷水を入れたビニール袋をあてるか、または氷水に浸したタオルやコットンを患部に当てるのも良いです。
ポイントは、保冷剤などを直接患部にあてたりしないこと。
日焼けした部分の皮膚組織はダメージを受けてますので擦ったりなど肌に刺激を加えることは厳禁です。
また手が届きにくく冷やしにくい箇所の場合は、シャワーの水をかけて冷やすか、ぬるま湯よりも少し冷たいくいらいのお風呂にそのまま入って冷やしましょう。
注意しておきたいのは、冷えピタなどの冷却シートは貼らないこと。
中には「冷やす効果があるんだから冷却シートでいいだろう」と思い日焼けした箇所に貼って、後々剥がす時に皮膚も一緒にめくれてしまう事態になり、かなり痛い思いをされた方もちらほらいるようです…。
日焼け後の肌は水分も奪われ乾燥してるので冷却シートにくっついてしまい剥がす際に皮膚も一緒にめくれてしまう可能性があります。
そんなことは避けたいですよね。
日焼けの後のケアに化粧水は良い?
日焼けした後の肌は非常に乾燥しています。
日焼けした部分の肌を見てもわかるように、皮膚が少し突っ張ってるような感じがしますよね。
患部をしっかりと冷やした後は、保湿性の高い化粧水でたっぷりと保湿してあげましょう。
肌が真っ赤にヒリヒリしている段階では美白化粧水などではなく、まずは低刺激の保湿力の高い化粧水が良いです。
「低刺激」「敏感肌用」と表記のあるものを選びましょう。
セラミド入りの物が保水力が高くおすすめです。
裏の成分表の中にアルコールやエタノールが配合されているものや、ビタミンCや着色料の入ってるものは刺激が強い物になるので避けられた方が良いです。
こういった化粧水は大容量で沢山使える物がドラッグストアなどで安く売られています。
化粧水を使う際は、冷蔵庫で冷やしておくと保湿と冷やす効果の両方が得られますので非常に効果的となります。
塗るときは、バシャバシャと叩きこませるのではなく、優しくなじませるように少量ずつ塗っていきましょう。
日焼けの後のケアでおすすめの物
化粧水のケアの他でおすすめのケアはこちら!
・馬油…人の油脂とほぼ同じなので浸透性に優れており乾燥した肌に油を補うことができます。肌の炎症を抑える効果もあり
・アロエ成分入りのジェルなど…炎症を抑える効果、殺菌効果、保湿効果やシミなどを防ぐ効果もあります。
・白色ワセリン…保湿効果があり、皮膚表面を油分でガードし外的刺激から肌を守ってくれ、治癒力が高まります。
あとは、水分補給をすること!
日焼けした体は肌の表面からだけではなく、体の中からも水分が不足した状態です。
内部からも水分を補給することで体の水分量がアップし、お肌にも水分がいきわたります。
水分補給には水だけでなく、麦茶もおすすめです。
まとめ
日焼けをしてしまった場合は保湿よりもまず先に冷やすことが肝心です!
また、肌がヒリヒリして少し赤くなる場合の日焼けは軽度となりますが、
強い痛みや炎症、また水ぶくれなどの症状のある場合の日焼けは重度の可能性があります。
すぐに医療機関に行きお医者さんに診てもらってくださいね。