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牡蠣のパックの水にはノロウイルスはいる?表面は?危ない部位はどこ?

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水入りの牡蠣パック。

加熱用の牡蠣はノロウイルスがちょっと気になりますよね。

調理する際に袋から牡蠣を取り出そうとした開封した時にパックの中の水がシンクや調理台にこぼれた

「パックの中に入っている水の中にもノロウイルスがいるの?」

「じゃあ牡蠣の身の表面にも付着しているんじゃないの?」

 

もしそうだったら調理台やシンクに飛んでしまった牡蠣パックの水の処理や、水が付いた箇所にノロウイルスが付いた?気を付けないと危ないんじゃないかって心配になってしまいます。

今回は、水入り牡蠣パックの中に入っている水にもノロウイルスはいるのか?
牡蠣の表面にも付着しているのか?についてまとめました。

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牡蠣のパックの水にはノロウイルスはいる?

袋詰めされた牡蠣パックの中の水にはノロウイルスがいるんでしょうか。

 

「そんな水の中にいるわけない、考えすぎ」という人もいるかもしれませんが、牡蠣パックの中の水にもノロウイルスがいる可能性はあります。

 

青森県立大学雑誌に掲載された『市販生カキのノロウイルス汚染実態調査-中腸腺及びパック内浮遊水を対象に』には、

水入り生カキパックのパック内浮遊水について6パック中1パックからノロウイルスが検出。

この検査の時、200ml中155コピーの粒子の存在が確認されました。

(ノロウイルスの量を表す単位のコピーとは、ウイルス1粒子の遺伝子を検出したものと考えます。)

また、パック内浮遊水から検出されたノロウイルスと、同一パックに詰められた牡蠣から検出されたノロウイルスは、同じ塩基配列のものが検出されたと掲載されています。

参考:青森県立大学雑誌 市販生カキのノロウイルス汚染実態調査-中腸腺及びパック内浮遊水を対象にー

 

 

このことから、パック詰めされた牡蠣がノロウイルスに汚染されている場合は、牡蠣から漏れ出てきたノロウイルスがパック内の水も汚染している可能性があります。

 

家庭で調理する際に、パックを開封する時に水が飛び出してキッチンの調理台やシンクに付いた場合、ノロウイルスが人や調理器具や食品に付着し、感染が広まる可能性は否定できません。

しかしノロウイルスは人の体内(腸管上皮細胞)でしか増殖しないので、シンクや調理台に付着したノロウイルスが、温度&湿度変化などの環境面によって増殖することはありません。

が、ノロウイルスは100粒子程度でも感染する事があるとされています。

 

水入りパックの牡蠣が全部汚染されているわけでもないですが、ノロウイルスが怖い方は念には念をの対策をとっておいた方が精神衛生上良いと思います。

 

ノロウイルスは、キッチンハイターなどの次亜塩素酸で死滅します。

 

パックから飛び散ってしまった水は、キッチンハイターを薄めた水で絞った布巾などでふき取ればOKです。

 

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牡蠣のノロウイルスは身の表面にもいる?

水入りパックの牡蠣の表面にも付着しているのでしょうか。

これは先の章と同じように、牡蠣がノロウイルスに汚染されていた場合は、牡蠣の身の表面にも付着している可能性があります。

もちろんこれもすべての牡蠣に付着しているわけではないのであしからず。

 

しかし加熱用の牡蠣を調理する際は、取り扱いには意識しておいた方が良いです。

 

気を付けておきたいポイントはこちら

・加熱用牡蠣は中までしっかりと加熱する

・牡蠣と他の食材で使うときの調理器具は分ける

・牡蠣を扱った後の調理器具は丁寧に洗う

・念のため調理器具は消毒しておくとさらに安心

・カキを触った後は、石鹸を使い爪の間や手首まで丁寧に洗浄する

 

ノロウイルスは人間の肉眼では確認できないので、目の前にある牡蠣が汚染されているのかいないのか判断できませんよね。

牡蠣を美味しく安全に頂くためにも、家族や自分自身の健康の為にも守っておきたいところです。

しかし、上記の事を気を付けていればあまり怖がることもありません。

ノロウイルスの感染は牡蠣などの二枚貝が原因の一つでもありますが、一番多いのが人→人への感染です。

その為ノロウイルス感染者の吐しゃ物などの扱いは神経質なほど気を付けなければいけないんですね。

牡蠣調理の扱いに気を付けてさえいれば、牡蠣であたる確率はかなり下がるでしょう。

 

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牡蠣のノロウイルスが多い部位はどこ?

水入り牡蠣パック内の水や、牡蠣の表面にもノロウイルスが付着している可能性はありますが、一番多くいるのは牡蠣の体内です。

 

牡蠣の体内でどの部位にノロウイルスが多くいるのか?

牡蠣の中腸線という内臓に多くいます。

ぷくっと膨れた袋の中の黒っぽい部分が中腸線です。

参考画像はこちら

 

牡蠣は海水を吸引&濾過して海水中にいるプランクトンを食べていますが、この時に海水中にいるノロウイルスが中腸線に蓄積されてしまいます。

これは牡蠣をはじめ、海水中のプランクトンを餌としているアサリ・しじみ・ホタテ・ハマグリなどの二枚貝は一緒です。

牡蠣は中までしっかりと加熱するように!と言われるのは、この中腸線にいるノロウイルスを死滅させる為なんですね。

 

まとめ

水入り牡蠣パックの中の水や、牡蠣表面にもノロウイルスがいる可能性はあります。

牡蠣パックの水が飛び散ったら念のためキッチンハイターでふき取ったり、調理器具の取り扱いや手洗い、
牡蠣をしっかり加熱する事を守っていれば、食あたりする可能性も低くなるでしょう。

>>ノロウイルスはおならで感染することはあるの?

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