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インフルエンザ予防アルコール消毒は有効?濃度は?ウイルスが死滅する時間は?

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毎年、流行するインフルエンザ。

日本では例年12月~3月頃に季節性インフルエンザが流行していますが、2018年9月には東京都内の小学校で感染が確認され学級閉鎖になりました。

これから寒くなるにつれ全国的にインフルエンザの流行が広がる可能性は十分にあります。

インフルエンザにかからないためにも常に予防意識は必要です。

 

一番大切なのは手洗いですが、外出先だとすぐに手が洗えなかったり、手洗い石鹸の備え付けがない時ってありますよね。

そんなときって、手にウイルスがついてそうで気持ち悪くないですか?

近年では持ち歩きできる消毒用エタノールも沢山出ているので、手が洗えない時はアルコール消毒すればいいかな?と考えますが、本当にインフルエンザウイルスにアルコール消毒は有効なんでしょうか?

素朴な疑問をまとめてみました。

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インフルエンザ予防にアルコール消毒は有効?

 

アルコール消毒で手に付いたインフルエンザウイルスはやっつけられるの?という疑問がありますが…

 

インフルエンザウイルスにはアルコール(エタノール)消毒が有効とされています。

 

これはインフルエンザウイルスの構造が関係しています。

 

インフルエンザウイルスは、”エンベロープ”という殻表面で覆われています。

 

”エンベローブ”は脂溶性なのでエタノールを使えば膜を破壊でき、ウイルス本体のたんぱく質も変性しやすくなる為、ウイルスにダメージを与え簡単に破壊することができ、感染力も低下させることができます。

 

インフルエンザウイルスの感染経路は主に飛沫感染ですが、感染者の飛沫が着いたドアノブやスイッチなどを健康な人が触った時にウイルスが手についてしまい、その手で自分の顔、目、鼻、口を触ることで感染してしまう接触感染もあります。

 

インフルエンザの一番の予防は手についてしまったウイルスを落とす石鹸を使っての手洗いですが、すぐに手が洗えない時や、電車やバスのつり革・手すりを触ったあとなど、気になるときはアルコール消毒薬をササっと手指に塗りこんで殺菌消毒に使うと効果的ですね。

 

他に”エンベローブ”を持つ構造のウイルスは、

・ヘルペスウイルス ・風疹ウイルス ・エイズウイルス ・B型、C型肝炎ウイルス ・日本脳炎ウイルス があります。

 

消毒用エタノールは大抵のウイルス、細菌、真菌などに有効であると言えますが、しかし中には脂溶性の殻を持たないウイルスや細菌も沢山います。

 

食中毒の原因となる、

・セレウス菌 ・ボツリヌス菌 ・ウェルシュ菌 ・ノロウイルス ・ロタウイルス

 

これらにはアルコール消毒は効果なしなので注意です!

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インフルエンザ予防のアルコール消毒の濃度は何%が良い?

 

 

消毒用アルコールと言っても、濃度があるのってご存知でしたか?

 

インフルエンザウイルスに対してのエタノールの濃度は60~95%が必要です。

 

ウイルスを攻撃するには、消毒用アルコールとウイルスの接触時間がある程度なければいけないのですが、濃度70%くらいがこれにちょうど良いのですね。

 

濃度が100%になるとすぐに蒸発してしまう為、ウイルスに対して十分に働きかけることができなくなり、逆に殺菌効果が低くなります。

 

また、50%以下になると低すぎて十分な消毒効果は期待できず、95%以上になると濃度が濃すぎて手荒れを起こす危険性があります。

消毒用アルコールを買うときは、濃度は60~95%を選ぶようにしましょう。

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インフルエンザウイルスが死滅する時間や持続は?

 

消毒用アルコールのエタノール濃度60~95%の間の物を使って、手指を消毒した場合。

 

手指にアルコール消毒を塗り込んだら、手に付着していたインフルエンザウイルスには速攻で効き目があるとされており、1分後の滅菌率は90%以上、3分間作用後の滅菌率は99%以上という研究報告もあります。

 

エタノールは気化しやすい特徴がありますが、アルコール消毒塗布後から、アルコールが乾くまでの間は殺菌作用が継続していると考えられます。

 

その為、持続時間は長くありません。

 

 

目に見えないのでわかりにくいですが、私たちの手ってばい菌だらけで、何かを触るたびに手にはなんらかのウイルスや細菌がついてしまいます。

 

顔にできものができたり、結膜炎になったり、風邪を引いたりするのも、ばい菌がついた手で顔周りや粘膜を触ってしまったために感染してしまうことが多いんですね。

 

インフルエンザ感染予防に、手のアルコール消毒は即効性もあり有効といえますが、消毒後に何か触った後でも、なるべく顔は触らない、目口鼻など粘膜に近い部分も触らないようにも注意しておきましょう。

 

まとめ

インフルエンザウイルスには消毒用アルコールは効果が期待できます。
持ち歩きできるタイプのアルコール消毒剤を持っていればすぐに手が洗えない時や、外出先で手の汚れが気になった時にササっと使えるので活用して下さい。
またお家でも手洗いの後や、何か作業した後にもササっと手の消毒ができるので便利ですね。

>>正しい手指のアルコール消毒方法、出先で使える便利なアルコール消毒剤をご紹介

>>家族の中でインフルエンザ感染者がでた時、家族内で感染を広げないためには!?

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